前回のあらすじ。3代目担当瀬尾、突然の逃亡。「これが最後の仕事だ」と決めゼリフを残すも、ライター岡安にあいさつだけして業務を後任に丸投げする。そして4代目の担当に就任した安川は、『ポケモンGO』を5回も起動したことがあるほどのガチ勢だった。ライター岡安の説明を1つも理解できない新担当安川。こんな担当で連載は大丈夫なのか。
安川:安川体制に代わって、早くも第2回目ですね。いいペースです。この調子でいきましょう。
岡安:無駄に元気ですね。ちゃんと6回目の起動をしたんですか?
安川:ええ、久々に『ポケモンGO』をやってみたんですけど、なんですかこれ。やること多すぎですよ。ほんと、いろいろ間に合いません。まあ、過去に登場した「伝説ポケモン」を再登場させてくれたり、「スペシャルリサーチ」がいつまでもできる状態であったりするのは、私のような復帰組にとってもうれしいですね。
岡安:イベントが終わってしまうと、限定のキャラクターやアイテムが手に入らないスマホゲームも多いですが、その点『ポケモンGO』は親切ですね。ただ、最近はおっしゃる通り、イベントが多くてこなすのが大変です。
愛と真実の悪を貫く「ロケット団」がポケGOに
安川:最近も大きなイベントというか、仕様変更があったんですよね。
岡安:ええ、ロケット団の登場ですね。
安川:ロケット団って、本家のゲーム『ポケットモンスター』でも登場し、アニメではムサシとコジロウでおなじみの。
岡安:そうです、そうです。いままで『ポケモンGO』って、敵対する組織が出てこなかったんですが、いよいよロケット団が出てきました。それに合わせて新たに「シャドウポケモン」も登場します。
安川:いかにも悪そうな感じのオーラをまとったポケモンですね。
岡安:シャドウポケモンは、ロケット団に無理やり強化されたポケモンです。かなり強力ですよ。
安川:何度か対戦しましたけど、ボスポケモンでもないのに、倒すのに苦労しました。何度か負けましたし。
岡安:とりあえず、おさらいとしてロケット団とのバトルについて説明しますね。ロケット団は、ポケストップから出現するアイテムを横取りしようと、ポケストップを占拠しています。通常の青いポケストップとは違って、色が黒くなっていて、小刻みに震えているのが目印。近づくとロケット団の下っぱが出現します。そして、ポケストップを回すと、出てきたアイテムをすべて取られてしまい、バトルに発展します。
安川:必ずバトルしないといけないんですか?
岡安:バトルがめんどうな場合は逃げてしまってもかまいません。アイテムはゲットできませんが、フィールドリサーチは受け取れます。
安川:あ、それは時間がないとき便利ですね。
岡安:バトルは、トレーナーバトルのように1対1を3回行います。かなり強いので、ロケット団が出すシャドウポケモンと相性のいいポケモンを出すのがいいでしょう。
安川:でも、何を出してくるかは、戦わないとわからないのでは?
岡安:実は、戦う前のセリフでなんとなくわかるんです。あと、出現するシャドウポケモンの種類も限定的なので、対応はしやすかったですね。
安川:なるほど、相性の組み合わせは調べておく必要がありますね。
岡安:バトルに勝つと、ロケット団はポケモンを置いて逃亡。すると、残されたシャドウポケモンを捕獲できるようになります。レイドバトルと同じボールを使いますが、バトルの結果によって受け取れるボールの数が決まります。
安川:ポケモンを置いて逃げるなんてひどいですね。まるで、仕事を置いて逃亡した前担当瀬尾のようだ。たしか、もらえるボールの数は、バトルで生き残ったポケモンの数や、ロケット団バトルの勝利数などによって決まるんですよね。
岡安:そうですね。また、捕獲したシャドウポケモンはそのままバトルで使えますが、ロケット団によって闇堕ちしたポケモンを元に戻す「リトレーン」をすることもできます。リトレーンをすると、スペシャル技が「やつあたり」から「おんがえし」に変わり、レベルも25になります。個体値は上がらないので、どのシャドウポケモンをリトレーンするかは、あらかじめ確認しておいたほうが良いですね。
安川:なるほど。シャドウポケモンは強いですが、捕獲したシャドウポケモンの個体値が必ず高いというわけではないですからね。そこは、レイドバトルやタマゴと違うところでしょうか。あと、リトレーンには「ほしのすな」が必要なので、捕まえたシャドウポケモンすべてをリトレーンするのも難しいですね。
岡安:ロケット団と戦ったあと、忘れないようにしたいのが、ポケストップをもう一度回すこと。奪われたアイテムを取り戻すには、もう一度ポケストップを回す必要がありました。あと、これも忘れがちですが、バトルしたポケモンの回復です。体力が減ったままロケット団との連戦やレイドバトルをするのはキツいですからね。
安川:ついつい忘れがちですよね。この前、ロケット団がたくさん出現したイベントがありましたけど、連戦したとき、なんでいつものポケモンが候補に出ないのかなって思ったら、回復していませんでした。
ポケモンの検索・強さチェックがより便利に!
岡安:そういえば、ちょっと前の話ですけど、ポケモンの強さをリーダーに調べてもらう機能が変わったのって知ってますか?
安川:あぁ、新しくなってましたね。以前は大雑把な評価でしたが、攻撃力、防御力、HPがメーターで表示されていました。最高値だとメーターがピンクになるのでわかりやすいです。前回の4段階の区分も、ゼロから3つの☆の数で表示されるので見やすい。復帰組からすると、かなり便利になっている印象です。
岡安:メーターが全部ピンクの最高値になると、☆表示もピンクになりますね。そういえば、☆の数でポケモンが検索できるって知ってます?
安川:もちろん知りませんよ! いまはそんなのがあるんですか?
岡安:すごい自信ですね。知らないのに。ポケモン一覧画面の右上にある虫眼鏡をタップすると、持っているポケモンの検索ができます。あれって、名前以外にも検索できるんですよ。
安川:そうなんですか。めっちゃ便利ですね。
岡安:そうなんです。「色違い」と入れると色違いだけ表示されますし、1~4の数字を入れて「*」を入れると☆のランクごとに検索できるんです。例えば「4*」と入れると、すべての能力が最高値の☆3つのポケモン、いわゆる個体値100%といわれるポケモンのみが表示されます。
安川:あ、本当だ。知らないうちに、最高個体値のポケモンをこんなに捕まえていましたよ。これは便利ですね。いくつかのポケモンは、危うく博士に送って「さよならバイバイ」してしまうところでした。さて、今回はこんなところですね。そういえば、岡安さんは「ピカチュウ大量発生チュウ」にも行ってきたんでしたっけ。
岡安:まあ、原稿書いている時点では行ってないんですけど、掲載されるころには行ってます。
安川:ということで、次回はピカチュウ大量発生チュウのレポートですね。私の分もレアポケモン捕まえてきてください。ペラップとか、アンノーンとか。ちなみに、しばらく休んでいたおかげでアンノーンは1匹もいません。全種類ウェルカムですよ。
岡安:自分で探しに行きましょうよ。