ドリンクサーバーPCとラジコンカーPC

新作のMOD PCがオリオスペックにて展示中だ。これは、ABS博士氏が製作した「Reika」。業務用のドリンクサーバーを改造したもので、ドリンクサーバー自体の冷却機能を利用して、CPUとグラフィックスカードの水冷を行っているのがユニークだ。展示はしばらく行うとのことなので、気になる人は見に行くと良いだろう。

  • ここだけ見ると、飲食店で見かける普通のドリンクサーバーだが……

  • 上部のタンク部分にはPCを格納。ちなみにクーラントは飲めない

タンク中に格納されたPCは、Mini-ITXマザーボードを使用。グラフィックスカードはライザーケーブルで接続し、マザーボードの隣りに並べられている。タンク下部には水冷用のクーラントがたまっているが、PCとの間には仕切り板が設置され、基板が濡れないようになっていた。

  • 奥側のタンクは無改造のため、ドリンクを入れれば飲めるとのこと

  • このMOD PCは、C4 LAN 2019 SPRINGに出展し、「BEST MOD RIG」を受賞

またドスパラ秋葉原本店には、5FスタッフのM.Setogawa氏が製作したというMOD PCが展示されていた。これは、8コアCPU(Ryzen 7)のPCを、1/8スケールのラジコンカーに搭載したというもの。さすがに走行までは無理のようだが、Windowsの起動音が実際のエンジン音に変更されているとのこと。

  • ラジコンカーを改造したPC。水冷仕様で、ラジエータはフロントに格納

  • マシンの構成はなかなかハイエンド。製作時間は25時間だったとのこと