ユニ・チャームは6月13日、変化の激しい環境に対し素早く正しい意思決定ができるように「しっかり考え、自由な発想で仕事をスピーディに進めるための環境」を目的に、三田本社の25階フロアを「アジャイル特区」として開設したことを発表した。

アジャイル特区のフロアコンセプトは、一人で集中して考え、社内社外あらゆる部門との交流で、アイデアの幅をひろげ、自由な発想で取り組むことで、素早く正しい意思決定につなげることだという。

  • 「アジャイル特区」

フロア内には、短時間で終わらせたい事務処理や外部の音を抑えて沈思黙考したいときなど、沈思黙考して戦略を深く思考する場の「Concentration」、機密性の高い会議や立ち姿勢での活発な議論など、部門横断のPJ・タスクフォースの場となる「Interact」、プレゼンテーションなどのコミュニケーションを促進する場となる「Communication」、そして休憩や昼食、ミーティングやコミュニケーションなど、インフォーマルな交流を促進する場となる「Refresh & Relax」——の4つの異なるエリアが設けられている。

なお、ユニ・チャームは職場環境の整備及び改善に取り組んでおり、これまでも在宅勤務制度や副業制度、仕事と介護の両立を支援する「ライフリーFlexible Work制度」等の導入を通じて「働き方改革」にいち早く取り組んできた。今回の「アジャイル特区」は、さまざまな働き方と部門を超えた交流を促進するWork Placeとして開放したということだ。