レノボ・ジャパンは3月19日、ビジネス向けのモバイルノートPC「ThinkPad T490」「ThinkPad T490s」「ThinkPad T590」を発表した。いずれも、3月19日より発売する。

ThinkPad T490は、14型液晶を搭載するスリムモデル。パネルは解像度2,560×1,440ドットのIPS液晶などが選択できる。CPUは第8世代Intel Core i5 / i7を選択可能。メモリは最大48GBまで、ストレージは最大1TB SSDを選択でき、SSD+Intel Optaneメモリという構成も用意されている。

  • 厚さを18.9mmに抑えたモバイルノートPC「ThinkPad T490」

きょう体は12項目の米軍調達基準に準拠し、200以上の品質チェックのテストをクリア。過酷な条件下でも動作するよう設計されている。バッテリ駆動時間は最大23.95時間(省電力ディスプレイ搭載時)で、1時間で約80%まで充電できる急速充電にも対応。

セキュリティ機能として、背後からの「のぞき見」を防止する「ThinkPad Privacy Guard」、のぞき見を検知し自動的にThinkPad Privacy Guardを有効にする「ThinkPad Privacy Alert機能」も選択できる。

NVIDIA GeForce MX150(2GB)がグラフィックスの選択肢に追加された。Gigabit Ethernet有線LANポートも標準で搭載。バッテリ駆動時間は最大17.8時間。本体サイズは約W329×D227×H18.9mm、重さは約1.46kg。直販カスタマイズモデルの価格は税別166,500円より。

軽量化した派生モデル「ThinkPad T490s」も用意する。最大メモリ容量は32GBで、外付けGPUは選択できない。本体サイズは約W328.8×D226.15×H16.7mm、重さは約1.24kg。直販カスタマイズモデルの価格は税別185,000円より。

  • 装備を抑えて薄型化や軽量化を図った「ThinkPad T490s」

大画面モデル「ThinkPad T590」もラインアップする。ディスプレイが15.6型サイズとなり、3,840×2,160ドットのIPS液晶が選択可能。バッテリ駆動時間は最大16.2時間。本体サイズは約W365×D248×H19.95mm、重さは約1.74kg。そのほかの仕様はThinkPad T490とほぼ共通。直販カスタマイズモデルの価格は税別191,000円より。

  • 15.6型の大画面液晶を搭載する「ThinkPad T590」