Slackは、ファイル共有ストレージ「Dropbox」やSNSの「Twitter」など、外部のサービスと連携させることができる。今回はその外部連携の手順について紹介しよう。

Dropboxと連携する

DropboxとSlackを連携させると、Dropboxに保存しておいたデータをチャンネルで共有することができる。連携するには、「Dropboxリンクを共有する」もしくは「Appディレクトリからインストールする」という2つの方法がある。

「Appディレクトリからインストールする」方法は、後述するTwitterの連携方法で記載するので、Dropboxのケースではリンク共有からの連携方法を紹介する。

まずはDropboxアプリから共有したいファイルに合わせて右クリックし、「Dropboxリンクをコピー」を選択。リンクがクリップボードにコピーされるので、それを共有したい相手とのメッセージやチャンネルの投稿として張り付ける。

すると、「slackbot」から「今後あなたが投稿するすべてのDropboxのリンクから、ファイルをインポートしてもいいですか?」という確認が出るので、「はい」を選択すると、以降、Dropboxのリンクを張るだけで自動的にファイルがインポートされるようになる。「いいえ」をクリックした場合、メンバーはDropboxのリンクをクリックしてダウンロードする必要がある。「後で」を選択すると、今回はファイルがインポートされない。

Slackのコメント入力欄にDropboxに保存してるファイルへのリンクをペーストする
インポートするか問われるので、連携する場合は「はい」を選択する
Dropboxにログインする
SlackのDropboxへのアクセスリクエストを許可する
連携が完了する
連携すると以降は自動的にファイルがインポートされる。インポートされたファイルは、対応するDropboxのファイルが更新されると、自動的に更新される

Twitterと連携する

Slackは登録済みのTwitterアカウントとも連携することができる。Twitterで気になった情報をSlackに流せたり、任意のツイートをチャンネルへ投稿したりするなど、情報共有の幅がグッと広がるだろう。

連携させるツイートは、いくつかの条件で絞り込むことが可能。リツイートを表示させることもできるので、気になる情報をTwitter上でリツイートしておき、あとでSlackから内容を確認するという使い方もできる。

まずは画面左側のサイドバー「App」の横にある「+」ボタンをクリック
アプリ一覧が表示されるので、Twitterを選択する
次に、「インストール」を選ぶ
「Twitterインテグレーションの追加」をクリック
ブラウザからTwitterが開くので「連携アプリを認証」をクリック
次に表示するツイートの種類、ツイートを表示するチャンネルなどを選択。最後にプレビューを確認して、問題なければ「設定を保存する」をクリックする
設定が完了すると、設定したチャンネルにツイートが自動的に流れるようになる

その他の連携機能

DropboxとTwitter以外にも、Slackは多くの外部サービスと連携できる。例えば「RSS」や「Google+ ハングアウト」、「Skype」など、「アプリ一覧」もしくは「Appディレクトリ」に多くの連携可能ツールがあるので、普段から使っている外部ツールがあるか、チェックしてみるといいだろう。

先ほどと同じ要領で、Appの横にある「+」ボタンからアプリ一覧を表示させる。「Appディレクトリを表示」を選択すると、さらに詳しいアプリページにジャンプする
ボット関連、アナリティクス、コミュニケーション、カスタマーサポートなどさまざまなカテゴリーからアプリを検索することが可能だ

「はじめてのSlack 超活用マニュアル」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/slackmanual

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