Webブラウザに詳しいソフトウェア開発者であるMike Conley氏は2月25日(米国時間)、「Firefox Front-End Performance Update #13|Mike Conley's Blog」において、現在Mozillaが進めているFirefoxのフロントエンド高速化に関する状況を報告した。どのような課題や取り組みがあり、どのような成果が上がっているのかが簡潔にまとめられている。
Mike Conley氏は説明の中で、FirefoxとChromeにおけるコールドスタートアップの違いを紹介している。同氏はFirefoxとChromeのコールドスタートアップを同じタイミングで確認できるように調整されたアニメーションを掲載し、それぞれに動作が異なっていることを説明している。
同氏によると、Firefoxはウィンドウをレンダリングするところまでは高速だが、Webページをレンダリングする段階になるとChromeの方が高速になっているとのこと。
このほか、現在Firefoxの開発で取り組まれている内容も紹介されており、分析および対策が進めば、さらにFirefoxの高速化が期待できると見られる。