4コアAPUオンボードのMini-ITXマザー

BIOSTARの「A10N-8800E」は、AMDのAPU「FX-8800P」を搭載するMini-ITXマザーボード。最新世代のAPUではないものの、4コアCPUにRadeon R7グラフィックスを内蔵しており、4K解像度の映像出力にも対応する。M.2スロットも用意するなど、現在のトレンドはしっかり押さえた仕様になっている。価格は11,000円前後。

  • BIOSTARの「A10N-8800E」。メモリスロットはDDR4-2133×2という構成

  • バックパネルI/Oはシンプル。HDMI、USB3.1 Gen1、GbEなどを備える

AMDファン待望、世界初の7nmプロセスGPU

AMDから、第2世代Vegaを搭載する新型GPU「Radeon VII」が発表され、搭載グラフィックスカードが各社から一斉に発売となった。入荷が確認されたのは、以下の8モデル。カード本体はいずれもリファレンスで、トリプルファンのクーラーを搭載している。ただ、入荷数は極めて少なく、争奪戦は必至。しばらくは入手が難しい状況が続きそうだ。

  • AMDの「Radeon VII」搭載グラフィックスカードがついに登場

  • 7nmプロセスの採用をアピール。GPUの名前もそのままVII(7)だ

メーカー 型番 価格
ASUS RADEONVII-16G 99,000円前後
MSI Radeon VII 16G 97,000円前後
GIGABYTE GV-RVEGA20-16GD-B 96,000円前後
ASRock PG X Radeon VII 16G 93,000円前後
Sapphire SA-RADEONVII16G 97,000円前後
PowerColor AXVII 16GBHBM2-3DH 94,000円~97,000円前後
HIS HS-VEGRA3SBR 94,000円~97,000円前後
玄人志向 RD-RadeonVII-16GB/HBM2 92,500円前後

Radeon VIIは、世界初の7nmプロセスGPU。14nmプロセスだった第1世代Vegaの「RX Vega 64」に比べ、ストリームプロセッサ数は4,096→3,840と若干数を落としているものの、コアクロックが高速化されたほか、メモリ容量が2倍、メモリ帯域幅が2.1倍になっており、性能が大幅に向上した。

性能はGeForce RTX 2080に近いとのこと。同GPUは製品によっては9万円台で買えるものもあるが、主流は10万円以上なので、Radeon VIIのコストパフォーマンスは良さそうだ。性能については、いつものように大原氏がベンチマークで比較を行っているので、詳しくはそちらの記事を参照して欲しい。

今回入荷したのは全てリファレンスモデルで、カード本体にスペック上の違いは無い。一方、保証期間は製品によって異なっており、ASRockの製品は価格が安い上、保証期間が2年と長いため、注目している人も多いかもしれない。

  • PowerColor

  • ASRock

  • HIS

  • MSI

  • 玄人志向

  • GIGABYTE

  • ASUS

  • Sapphire