第9世代Coreに初のGPU非搭載バージョン

Intelの「Core i5-9400F」は、グラフィックス機能を搭載しない第9世代Coreプロセッサ。これまで発売された同世代のCPUは全てGPUを内蔵していたが、この「F」型番は非搭載のモデルとなる。そのためグラフィックスカードが必須となるものの、ゲーム等のため最初から購入予定なのであれば、良い選択になるだろう。価格は23,500円前後。

  • Intelの「Core i5-9400F」。6コア/6スレッドのモデルでTDPは65Wだ

  • 価格の安さが魅力。コスパの良いゲームマシンを構築できるだろう

28コアでオーバークロックも可能なXeon!

またIntelからは、シングルシステム向けXeon Wシリーズの新モデルとして「3175X」が登場。取り寄せ対応となるものの、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で発売が開始されている。Core i9-9980XEの18コア/36スレッドを上回る、28コア/56スレッドという超強力なスペックを実現。同ショップでの価格は495,780円だ。

  • Intelの「Xeon W-3175X」。Xeonながらアンロック仕様という点にも注目

注意が必要なのは、ソケットが従来のLGA2066ではなく、Xeon Platinum 8180等と同じLGA3647へ変更されていること。28コア/56スレッドというのも8180と同じで、3175Xはこれを1way向けにして、クロックを上げたものと見ることができる。ただしTDPは255Wまで大きくなっているので、CPUクーラーの選定にも注意して欲しい。