米Appleは1月29日 (現地時間)、Apple直営店で提供している無料ワークショップ「Today at Apple」の新セッションを発表した。計58セッション。写真、ビデオ、音楽、コーディング、アートとデザインに加えて、新たにヘルス+フィットネスのセッションを用意。「Skills」「Walks」「Labs」という3つのセッション形式で提供する。新セッションは、1月31日から日本を含むApple直営店でスタートする。

Today at Appleは、街の広場のように人が集まる場をイメージしたApple直営店の「タウンスクエア」コンセプトを反映し、参加者がApple製品の知識やテクニックを効率的に学べるだけではなく、リアル店舗のワークショップのメリットを活かして、アーティストやクリエイター、共に参加した人達からインスピレーションを得て、創造性を発揮できるようにデザインされている。2017年4月にスタートしたばかりだが、世界中で週18,000以上のセッションが開催される規模に成長、何百万人もの人が参加している。

「Skills」では、iPhoneやiPad、Mac、Apple Pencilなどの使い方、アイディア・スケッチなど、基本的な知識やスキル、テクニックを学べる。新しいことに挑戦する初心者に適したセッションだ。

  • Skills

    Skillsのセッション例

「Walks」では、Creative Proと呼ばれるスタッフと共に、iPhoneやiPadを持ってストアの外に出て、街や自然の中で、写真、ビデオ、ドローイング、フィットネスの知識やスキルを体験を通じて学ぶ。

  • Walks

    Walksのセッション例

  • 「Photo Walk: Framing Architecture」

    建築物の撮影を通じてフレーミングを学ぶ「Photo Walk: Framing Architecture」、WalkはToday at Appleで最も人気の高いセッションになっている

「Labs」では、プロジェクトを通じて実践的なテクニックを学ぶ。著名なアーティストやクリエイターと共に作り上げたセッションが数多く用意されている。

  • Labs

    Labsのセッション例

家族写真の撮影や加工・編集を学べる「家族で楽しいポートレート写真を撮ろう」、障害を避けるようにSpheroをプログラムする「Spheroロボットを使った障害物チャレンジ」、ユニークな絵文字のテクニックを習得できる「オリジナルの絵文字を作ろう」など、家族やキッズ向けのセッションも充実している。また「App Design and Prototyping」「授業にClipsを取り入れよう」など、「Everyone Can Code」や「Everyone Can Create」カリキュラムをベースに、教育にテクノロジーを活用するための教育者向けのセッションも提供する。

  • 「Music Lab for Teachers: Telling Stories with GarageBand」

    「教職員向け:GarageBandでストーリーを語ろう」

各Apple直営店で開催されるセッションは、www.apple.com/todayまたはApple Storeアプリのセッション・タブからスケジュールを確認して参加を申し込める。