日本サムスンの国内代理店となるITGマーケティングから1月23日、3bit MLC V-NANDフラッシュを採用するM.2フォームファクタのNVMe SSD「970 EVO Plus」が発表された。250GB / 500GB / 1TBを用意。2月上旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格(税込)は250GBが12,500円前後、500GBが21,500円前後、1TBが33,500円前後。

  • Samsung SSD 970 EVO Plus

    SSD 970 EVO Plus (M.2/NVMe)

【レビュー】NVMe対応高速SSD「970 EVO Plus」レビュー - 書き込み速度の大幅な向上を検証

フォームファクタはM.2(Type 2280)で、インタフェースはPCIe Gen3.0 x4に対応。Samsung Phoenixコントローラを搭載し、全モデル、512MBのLPDDR4をキャッシュメモリとして内蔵する。熱によるパフォーマンスの低下を抑えるため、動作温度を自動で監視する「Dynamic Thermal Guard」を搭載。コントローラはニッケルコーティングされており、ヒートスプレッダの標準装備により放熱性能を高めている。

転送速度は、シーケンシャルリードが最大3,500MB/s、シーケンシャルライトが250GBモデルが最大2,300MB/s、500GBモデルが最大3,200MB/s、1TBモデルが最大3,300MB/s。

4KBランダムリード(QD1)は、250GBモデルが最大17,000IOPS、500GBモデルと1TBモデルが最大19,000IOPS。4KBランダムライト(QD1)は各モデルで最大60,000IOPS。

4KBランダムリード(QD32)は、250GBモデルが最大250,000IOPS、500GBモデルが最大480,000IOPS、1TBモデルが最大600,000IOPS。4KBランダムライト(QD32)は各モデルで最大550,000IOPS。

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TBW(総書き込みバイト量)は、250GBが最大150TB、500GBが最大300TB、1TBが最大600TB。MTBFは全モデル150万時間。ほか、TRIM / ガベージコレクション / S.M.A.R.Tなどをサポートし、AES 256bit暗号化、TCG/Opal V2.0、Encrypted Driveなどに対応。

本体サイズはW22.15×D80.15×H2.38mm。保証期間は5年間。専用の管理ソフト「Samsung Magician ソフトウェア(日本語対応)」もダウンロード提供される。

レインボーシックス シージ アドバンスエディション バンドルモデル

「970 EVO Plus」の500GBモデルに、ユービーアイソフトの「レインボーシックス シージ アドバンスエディション」をバンドルしたモデル。数量限定で発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は21,500円前後(税込)。

PC版のアクティベーションコードが付属しており、このアクティベーションコード(日本国内のみ有効)を使ってゲームのダウンロードが可能。有効期限は2019年7月31日まで。