マウスコンピューターは12月13日、iiyamaブランドから、業務用17型タッチパネル液晶ディスプレイシリーズとして、「ProLite T1731SAW-5」と「ProLite T1732MSC-B5X」の2機種を発表した。発売は12月上旬。価格はオープンで、店頭予想価格はProLight T1731SAW-5が73,000円(税別)前後、ProLight T1732MSC-B5Xは81,000円(税別)前後。

  • (左)「ProLite T1731SAW-5」、(右)「ProLight T1731SAW-5」

    (左)「ProLite T1732MSC-B5X」、(右)「ProLight T1731SAW-5」

ProLite T1731SAW-5は、超音波表面弾性波方式を採用したガラス製のタッチパネルを搭載。光の透過率が高く視認性に優れ、5,000万回以上のタッチ回数を可能にする高い耐久性・耐傷性を実現している。

  • 「ワイドレンジチルトスタンド」を採用

    「ワイドレンジチルトスタンド」を採用

一方のProLite T1732MSC-B5Xが採用するのは、静電容量の変化を検出し位置を特定する投影型静電容量方式のタッチパネル。「10ポイントマルチタッチ機能」により、スマートフォンのように複数の指で画像の拡大や移動などが行える。

両モデルともに、映像入力はDisplayPort、HDMI、D-Subの3系統で、映像入力用ケーブルとタッチパネルとの通信用USBケーブルを同梱。

-5°から90°の間で角度調整ができるチルト機能と、高い強度のスタンドを採用し、設置場所に合わせた角度で安定して使用できる。フロントベゼル正面は防塵・防滴規格のIP54に適合し、粉塵や水滴から保護する。

  • すっきり設置できるケーブルホルダー/ケーブルカバー/ケーブルホール

    すっきり設置できるケーブルホルダー/ケーブルカバー/ケーブルホール

また、背面の端子部にはケーブルホルダー、端子部を覆うケーブルカバー、スタンド背面下部にはケーブルホールを設けた。対面式で使用する場合でも、ケーブル類をすっきりさせて設置できる。

ProLite T1731SAW-5の主な仕様は、タッチパネルが超音波表面弾性波方式でシングルタッチ。表面処理はアンチグレア(透過率 92%)。画素ピッチは水平0.294mm×垂直0.294mm。液晶パネルのサイズは17型(43cm)で視野角が左右各85度・上下各80度、輝度が230cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(標準)、応答速度は5ms(標準)。

映像入力インタフェースはHDMI×1、DisplayPort×1、D-Sub×1。スタンドのチルト角度は下5度 / 上90度。入力音声信号は最大0.5Vrms。VESAマウント100mmにも対応。消費電力は標準20W(最大25W)でパワーマネージメントモード時は最大3W。本体サイズはW387×D201×H342mm、重量は5.8kg(スタンドあり)。カラーはマーベルブラック。

  • (左)「ProLite T1731SAW-5」、(右)「ProLite T1732MSC-B5X」

    (左)「ProLite T1731SAW-5」、(右)「ProLite T1732MSC-B5X」

ProLite T1732MSC-B5Xの主な仕様は、タッチパネルが投影型静電容量方式で10ポイントタッチに対応。その他はProLite T1731SAW-5とほぼ同等だが、輝度が225cd/平方メートルに、入力音声信号が最大1.0Vrmsに、パワーマネージメントモード時の消費電力が最大2Wに、本体サイズの奥行きが1mm増えてW387×D202×H342mmに、重量が5.6kg(スタンドあり)となっている。