富士ソフトと神戸デジタル・ラボは14日、情報セキュリティ関連での協業を発表。「情報セキュリティ関連サービス」の共同提供を開始した。

通信や社会インフラから組み込み系ソフトウェアや業務系ソフト、コミュニケーションロボット"パルロ"まで広くITソリューションを提供する富士ソフトと、兵庫県に本社を構え情報システム開発、運用・保守からIoTやVR分野など先端技術、情報セキュリティーソリューションを提供する神戸デジタル・ラボ(KDL)の両社がセキュリティ分野のサービスを共同提供を開始した。

  • 協業の全体像(同社資料より)

    協業の全体像(同社資料より)

「情報セキュリティ関連サービス」は、調査診断からセキュリティポリシー策定や要件定義のコンサルティング、システムの構築から保守運用までの範囲を広く提供するもので、両社は相互に販売店契約を締結している。富士ソフトは、グループ全体で1万人を超える技術者を有する企業。オンプレミス環境のみならずクラウドを含む環境など独立系SIerとして多くの製品を利用してきた知見をもとにセキュリティソリューションを展開しており、フォレンジックを含むセキュリティコンサルティングやセキュリティ診断、支援・対策や教育までを企業に提供するサービス「Proactive Defense」を提供する神戸デジタル・ラボの両社が互いに強みを活かしたセキュリティサービスとしてこれを共同で提供していく。