GNOMEデザインチームのコアメンバーであり、また、Red HatのDesktop TeamデザイナであるAllan Day氏は2018年10月9日(米国時間)、「Farewell, application menus! - Form and Function｜Allan Day's GNOME Blog」において、次のバージョンとなるGNOME 3.32からアプリケーションメニューを廃止すると伝えた。アプリケーションメニューはGNOME 3.0シリーズから存在しているが、次のバージョンからは消えることになる。

Allan Day氏は記事の中で、これまで改善を試みてきたにもかかわらず、アプリケーションメニューはあまり有効な機能としては利用されてこなかったと指摘。もろもろの状況を検討したところ、削除した方がよいという結論に達したと説明している。

これまでアプリケーションメニューとして提供されていたメニューはアプリケーション内のメニューに統合されることになるという。

  • アプリメーション内メニューのガイドライン - App menu retirement · Wiki · GNOME / Initiatives · GitLab

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アプリケーション内に配置されたメニュー（ハンバーガーメニューとも呼ばれている）は特にWebブラウザですでに利用されている。アプリケーション内メニュー（ハンバーガーメニュー）の採用は今後さらに増えていくと見られる。