EIZOは9月13日、23.8型液晶ディスプレイの新製品として、オフィス・文教向けモデル「FlexScan EV2450-Z」と、ヘルスケア向けモデル「FlexScan EV2450-M」を発表した。前者は10月1日の発売予定、後者は9月13日に発売した。
FlexScan EV2450-Z
FlexScan EV2450-Zは、オフィスや文教向けの23.8型液晶ディスプレイ。ブラックとホワイトの2色を用意する。直販価格は39,960円(税込)。
2014年9月に発売された「FlexScan EV2450」の後継機種で、ベゼル幅が約1mmのフレームレスデザインを採用。現在主流のPCとの接続性を向上するため、付属のケーブルがDisplayPortケーブルとHDMIケーブルに変更された。
従来モデルからの機能は継承。解像度は1,920×1,080ドットで、視野角の広いIPS液晶パネルを採用する。無償ソフト「Screen InStyle Server」に対応し、ネットワーク内の「Screen InStyle」導入済みディスプレイの機種名や製造番号などの情報を自動で取得。これらの情報をWebブラウザ上で一覧表示できる。
主な仕様は、視野角が垂直水平とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms(中間階調域)。USB 3.1対応のアップストリームポート×1基とダウンストリームポート×2基を備え、1W+1Wのスピーカーを内蔵する。
映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1、DisplayPort×1。スタンドのチルト角度は上35度 / 下5度、左右344度のスイーベルと140mmの高さ調整が可能。本体サイズはW537.6×D233×H368~473.5mm、重さは約6.2kg。
FlexScan EV2450-M
FlexScan EV2450-Mは、病院内などでの使用を考慮したヘルスケア向けモデル。ブラック / セレーングレイ / ホワイトの3色を用意する。院内で使われるPCとの接続性を考慮して、付属ケーブルがDVI-DケーブルとD-subケーブルに変更。そのほかの仕様はほぼ共通。