自宅の玄関、日々なにげなく「インターフォン」を利用している家庭は多いと思います。最新のインターフォンは、さまざまな便利機能を搭載していることをご存じでしょうか? 住宅設備にも力を入れているパナソニックは、8月に住宅向けインターフォンの新製品(2モデル)を発表しました。2モデルとも、スマートフォンと連携する機能を備えているほか、それぞれ「工事なしで手軽に設置できる」「屋内モニターにもカメラを搭載」など、特徴的な機能を持っているのがポイントです。

  • 遠方に住む家族とも手軽にコミュニケーションできる、「VL-SWD505」シリーズの屋内モニター

最近の住宅物件の多くは、セキュリティのためにカメラ付きインターフォンを採用していますが、古い物件や安い賃貸では、まだまだカメラ非搭載の物件も多いもの。そのため「セキュリティを考えればカメラ付きにしたいけれど、工事にかかる時間と手間が面倒」「そもそも賃貸なので工事ができない」といった理由で、カメラ搭載のインターフォンを断念している人もいるでしょう。

そんなユーザーを想定して開発されたのが、10月18日に発売するパナソニックの「モニター付きドアカメラ VS-HC400シリーズ」(以下、VS-HC400)です。最大の特徴は、なんといっても設置が簡単なこと。呼び出しボタンとカメラ搭載のインターフォン本体は、なんとドアに「引っかける」だけの設置。電源は乾電池式で、単3型乾電池系×4で約半年間も駆動するので、電源コンセントも必要ありません。実際に筆者も設置を試しましたが、ドアカメラの設置だけなら数秒で完了する手軽さです。

  • VS-HC400シリーズのドアカメラと屋内用モニターのセット

  • カメラの設置方法はなんと「引っかける」だけ。ネジもシールも必要ないので撤去も簡単です

VS-HC400は商品名に「ドアカメラ」とあるように、呼び鈴機能はなく、住宅に設置済みのチャイムを利用します。VS-HC400の面白いところは、自宅で使用しているチャイム音を覚える「チャイムリンク」機能。なんと、自宅のチャイム音が鳴ると、自動的にカメラが起動して屋内モニターに来客の様子を映してくれるのです。チャイムのたびに、いちいちモニターを立ち上げる必要がないのはかなり便利だと感じます。

  • あらかじめ呼び鈴の音を録音しておくことで、「チャイムが鳴ったら自動的にモニターを起動」できます

映像をリアルタイムでチェックする屋内モニターとは無線で通信するため、屋内モニターも電源コンセントがある範囲なら家中どこでもセット可能です。モニター部分は、短時間ならば電源ケーブルとつながっているクレードルから取り外して、家中持ち歩くことも可能です。この無線でのやりとりは「J-DECT」と呼ばれる方式で、自宅に無線LAN(Wi-Fi)ルーターなどがなくても大丈夫です。

VS-HC400は、カメラとモニターがセットになったVS-HC400(オープン価格、推定市場価格は税別26,000円前後)のほか、パナソニックのさまざまな対応無線製品をつなげるハブの役割をする「ホームユニット(KX-HJB1000)」がセットになった「VS-HC400-K」(オープン価格、推定市場価格は税別33,000円前後)も用意しています。

  • ホームユニットと連携させれば、自宅に訪問してきた人の映像を、外出先から自分のスマートフォンで確認できます

ホームユニットを導入すると、なんと外出先からスマートフォンでカメラの様子をチェック可能。インターフォンが鳴らされた場合には、自分のスマートフォンに対してアラートを送ることもできます(ホームユニットの使用にはWi-Fiルーターとインターネット接続が必要)。外出先から対応できるので、「営業を装った空き巣の在宅確認が心配」といったセキュリティ対策にも役立ちます。