第2世代Ryzen向けの新チップセット

AMDの新チップセット「B450」が登場、搭載するマザーボードが各社から一斉に発売された。B450は、第2世代Ryzenに最適化されたチップセット。前世代の「B350」と同様に、コストパフォーマンス向けとなるが、ストレージ高速化技術「StoreMI」が新たに追加されている。価格は、1万円台前半が中心だ。

  • パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店

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  • TSUKUMO eX.

発売が確認できたのは、ASUS、MSI、ASRock、GIGABYTEの計19モデル。Ryzenプラットフォームの好調さを受けてか、充実したラインナップとなった。「各社が本気を出してきた」(BUY MORE)と受け取ったショップも。

ASUSは6モデルを投入。注目は、TUFシリーズをmicroATXだけでなく、ATXでも用意してきたこと。B350ではmicroATXしかなかったので、待ち望んでいた人も多いかもしれない。最上位モデルの「ROG STRIX B450-F GAMING」は、Intel製GbEやゲーミングオーディオ「SupremeFX S1220A」などを搭載する。

  • 「TUF B450-PLUS GAMING」

  • 「ROG STRIX B450-F GAMING」

■ASUS
製品名 サイズ 価格
ROG STRIX B450-F GAMING ATX 17,000円前後
TUF B450-PLUS GAMING ATX 15,000円前後
PRIME B450-PLUS ATX 14,000円前後
TUF B450M-PLUS GAMING microATX 13,500円前後
PRIME B450M-A microATX 12,500円前後
PRIME B450M-K microATX 10,500円前後

MSIも6モデルと充実。やはり注目はMini-ITXモデルの「B450I GAMING PLUS AC」だ。Mini-ITXながら9フェーズ電源を搭載しており、優れたオーバークロック性能を実現している。また多くのモデルで、CPUとメモリがなくてもBIOSアップデートが可能な「BIOS Flashback+」を搭載しているのも特徴。

  • 「B450I GAMING PLUS AC」

  • 「B450M BAZOOKA PLUS」

■MSI
製品名 サイズ 価格
B450 TOMAHAWK ATX 15,000円前後
B450 GAMING PLUS ATX 12,000円前後
B450M BAZOOKA PLUS microATX 12,500円前後
B450M GAMING PLUS microATX 11,000円前後
B450M PRO-M2 microATX 8,500円前後
B450I GAMING PLUS AC Mini-ITX 15,000円前後

ASRockからは、5モデルが登場した。同社のMini-ITXモデル「Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac」は、Intel製のGbE/802.11acを搭載。Mini-ITXながら、DisplayPortまで備える。またATXモデル「Fatal1ty B450 Gaming K4」は、DisplayPort、HDMI、VGAを搭載し、3画面出力が可能となっている。

  • 「Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac」

  • 「Fatal1ty B450 Gaming K4」

■ASRock
製品名 サイズ 価格
Fatal1ty B450 Gaming K4 ATX 15,000円前後
B450 Pro4 ATX 13,000円前後
B450M Pro4 microATX 11,000円前後
B450M-HDV microATX 9,500円前後
Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac Mini-ITX 17,500円前後

GIGABYTEは2モデルを発売。ATXの「B450 AORUS PRO WIFI」とmicroATXの「B450 AORUS M」で、どちらもM.2 SSD用のヒートシンクを備える。前者は、Intel製のGbE/802.11acも搭載している。

  • 「B450 AORUS PRO WIFI」

  • 「B450 AORUS M」

■GIGABYTE
製品名 サイズ 価格
B450 AORUS PRO WIFI ATX 16,000円前後
B450 AORUS M microATX 11,500円前後

ドスパラオリジナルの安価なSSD

ドスパラから、2.5インチSSDのオリジナルモデル「Z1」が新発売。480GBモデルでも9,000円を割る低価格が魅力的な製品で、TLCフラッシュとSMI製コントローラを採用している。保証期間は3年間。データ転送速度は、リードが最大520MB/s、ライトが同420MB/sだ。価格は、120GBが3,480円、240GBが5,580円、480GBが8,980円。

  • ドスパラ初のオリジナルSSD「Z1」。容量違いの3モデルが登場している

  • ケースにはドスパラのロゴ入り。ケースの厚さは3モデルとも7mmだ

  • Z1の仕様。データ転送速度はシーケンシャルのみで、ランダムは不明

  • ドスパラ秋葉原本店で開封した製品には、Micronのチップが入っていた