三井情報(以下 MKI)は、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォームMicrosoft Azure(以下 Azure)上で、時系列データを元に需要・市況等の汎用分析予測が可能なクラウドアプリケーション「MKI分析予測ソリューション on Azure」を流通小売業の顧客向けに、7月より提供開始したことを発表した。

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近年、市場のグローバル化や顧客ニーズの多様化により市況動向が複雑化しているうえ、IT技術の発展によりデータ収集が容易になったことから、企業の分析予測業務においてデータに基づく統計的なアプローチのニーズが高まっている。

MKIは従来より、統計の専門知識が無くともExcelベースの時系列データをアップロードするだけで、各種アルゴリズムを用いた出荷量予測や商品市況予測等の未来予測を行える「MKI分析予測ソリューション」パッケージを開発し、企業のデータ分析予測業務を支援してきた。

そして今回、多くの顧客がより手軽に導入できるソリューションとするため大幅なアップグレードを行い、Azure上で利用可能なクラウドアプリケーション「MKI分析予測ソリューション on Azure」として提供を開始した。

クラウド化により、利用環境の制約を取り払い、導入期間の短縮や導入時のコスト削減を実現したほか、データのアップロードを含めたユーザインターフェースの見直しや機能追加を行い、より直観的な操作での利用が可能となっている。

日本マイクロソフトの執行役員でパートナー事業本部パートナ―ビジネス統括本部 統括本部長の金古毅氏は、次のように述べている。「日本マイクロソフトは、三井情報株式会社様の『MKI分析予測ソリューション on Azure』の提供開始を心より歓迎いたします。人手不足問題による業務の効率化や、お客様へのさらなる価値提供の必要性を背景に、ニーズが高まる需要・市況予測のソリューションがマイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azure上で構築されたことにより、様々なサービスとの連携や機能の拡充が容易になり、小売業、卸売業、消費材製造業等のデジタルトランスフォーメーションをより柔軟にサポートするソリューションとなることを確信しています。今後も、日本マイクロソフトは三井情報株式会社様とのパートナーシップを強化し、お客様のニーズに応えるソリューションを提供していきます。」