Tecmint.comは7月14日(米国時間)、「Alacritty - A Fastest Terminal Emulator for Linux」において、高速ターミナルエミュレータ「Alacritty」を紹介した。

AlacrittyはGPUの機能を使ってレンダリングすることで処理を高速化している点が特徴とされている。また、シンプルな設計になっており、タブやスプリットといった機能は提供していない。そうした機能はtmuxのようなターミナルエミュレータを使うことで利用できると説明がある。

主なインストール方法は次のとおり。

Alacrittyのインストール方法 / Ubuntu apt

sudo apt install curl cargo
sudo curl https://sh.rustup.rs -sSf | sh
sudo apt install cmake libfreetype6-dev libfontconfig1-dev xclip
git clone https://github.com/jwilm/alacritty.git
cd alacritty
cargo build --release
cp target/release/alacritty /usr/local/bin/
cp Alacritty.desktop ~/.local/share/applications/
gzip -c alacritty.man | sudo tee /usr/local/share/man/man1/alacritty.1.gz > /dev/null

Alacrittyのインストール方法 / FreeBSD pkg

pkg install alacritty
  • Alacritty実行サンプル - 資料: GitHub - jwilm/alacritty提供

    Alacritty実行サンプル - 資料: GitHub - jwilm/alacritty

AlacrittyはmacOSやLinuxをはじめFreeBSD、OpenBSDまたは各種Linuxディストリビューションなどで動作するとされている。Windows版は今のところ提供されていない。詳しいビルド方法およびインストール方法は「GitHub - jwilm/alacritty」にまとまっている。