アマゾンジャパンが、スマートスピーカーの新製品「Amazon Echo Spot」を国内向けに発表した。7月26日に出荷を開始する。最大の特徴は、円形のディスプレイを搭載した点だ。

  • 画面付きスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」が日本上陸

スマートスピーカーへの画面の搭載は、グーグルやLINEも追従するトレンドになりつつある。なぜ、音声で使えることが売りのスマートスピーカーに画面が必要なのだろうか。

画面の搭載で分かりやすさが大幅向上

Amazon Echoシリーズは、アマゾンの音声アシスタント「Amazon Alexa」に対応したスマートスピーカーだ。Echo Spotでは、音声に加えて画面に情報を表示できるようになり、タッチ操作にも対応したことで機能や表現力が大きく向上した。

  • タッチ対応のディスプレイを搭載した

たとえば料理のレシピを知りたいとき、食材や調理手順を音声で読み上げられても、いまいちイメージが湧きにくい。だがEcho Spotなら、レシピが動画で再生されるので分かりやすい。音声で巻き戻しの操作もできるので、キッチンで使うのに便利になった。

  • レシピを動画で見られる「DELISH KITCHEN」のAlexaスキル

音声だけでアマゾンの買い物もできるが、商品を探すことは難しく、定番の商品を再注文するくらいが限界だった。だが画面に写真や星の数が表示されれば、複数の商品を比較検討しやすい。今後はフロントカメラを活かしたビデオ通話にも対応予定となっている。

  • ビデオ通話にも対応予定

Echoが日本上陸した当初は、「招待制」により販売数量を制限していた。その背景として、アマゾンはレビュー内容や「5つ星」の数を非常に重視しており、発売直後は日本語対応が成熟していなかったことから、レビューで低評価が集まることを恐れたようだ。

だが招待制の結果、日本では発売から3カ月で1300以上の5つ星レビューを得たという。原稿執筆時点では44%のユーザーがEchoに5つ星を付けており、まずまずの評価を得ているといえる。

今回のEcho Spotは招待制ではなく、最初から一般向けに販売する。一度に2台買うと割引を受けられるキャンペーンも展開するなど、積極的に売り込む構えだ。