ASUS JAPANは6月20日、13.3型ながら4K液晶ディスプレイを搭載した薄型ノートPC「ASUS ZenBook S (UX391UA)」を発表した。6月23日に発売し、価格はオープン、店頭予想価格は229,800円(税別)。本体カラーはディープダイブブルーの1色。
独特のヒンジ機構を備え、液晶ディスプレイを開いたとき、手前に向かってキーボード面に傾斜が付く。13.3型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、解像度は3,840×2,160ドット(4K)。10点マルチタッチ対応で、別売のスタイラス「ASUS Pen」が使える。
主な仕様は、CPUが第8世代のIntel Core i7-8550U(1.8GHz)、メモリがLPDDR3-2133 16GB、ストレージがPCIx 3.0 x4接続の1TB SSD、グラフィックスはIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 10 Pro 64bit版。
インタフェース類は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、1W+1Wステレオスピーカー、92万画素Webカメラ、指紋認証、USB 3.1 Gen1 Type-C×1、Thunderbolt 3×2(USB Type-Cコネクタ)、マイクとヘッドホンのコンボジャック。
USB 3.1とThunderbolt 3のUSB Type-Cコネクタは、データ転送と映像出力、本体への給電をサポートしている。また、付属品の「ASUSミニドック」をいずれかのUSB Type-Cコネクタに接続することで、HDMI出力、USB 3.0 Type-A、USB Type-C(充電専用)を使えるようになる。
本体サイズはW311×D213.75×H12.9mm、重量は約1.08kg。バッテリ駆動時間は約11.2時間。上記のASUSミニドックに加えて、純正の専用スリーブケースが付属する。
ZenBook 14
合わせて、14型液晶ディスプレイのノートPC「ZenBook 14」シリーズも発表されている。スペックの違いで2モデルを用意し、6月23日の発売、価格はオープン。本体カラーはロイヤルブルーの1色だ。
狭額ベゼルの液晶ディスプレイによって、13型相当のフットプリントながら、14型の液晶ディスプレイである点が特徴。画面は非光沢(ノングレア)、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、タッチ操作には対応していない。
上位モデル(UX430UN-8550)の店頭予想価格は149,800円(税別)で、ディスクリートGPUとしてNVIDIA GeForce MX150 2GBを搭載している。CPUは第8世代Intel Core i7-8550U(1.8GHz)、メモリはLPDDR3-2133 16GB、ストレージは512GB SATA SSD、光学ドライブは持たない。OSはWindows 10 Home 64bit版。
インタフェース類は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、1.5W+1.5Wステレオスピーカー、92万画素Webカメラ、指紋認証、USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1、SD/SDHC/SDXCカードリーダー、マイクとヘッドホンのコンボジャック。
なお、USB 3.1 Gen1 Type-Cは、データ転送と映像出力に対応しているが、本体への充電には使えない。本体サイズはW324×D225×H15.9mm、重量は約1.27kg。バッテリ駆動時間はや約7.9時間。
下位モデル(UX430UA-8250)の店頭予想価格は99,800円(税別)。CPUは第8世代Intel Core i5-8250U(1.6GHz)、メモリはLPDDR3-2133 8GB、ストレージは256GB SATA SSD、グラフィックスはグラフィックスはIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)、バッテリ駆動時間は約9.4時間。その他の仕様は上位モデルとほぼ共通。