6月1日、カメラ記者クラブは「カメラグランプリ2018」の贈呈式を実施しました。カメラグランプリは、この1年間に発売されたカメラや交換レンズのなかから優れた製品を選ぶアワードで、5月21日に受賞機種を発表。6月1日の写真の日に合わせ、受賞メーカーの開発者や担当者に対してトロフィーが贈呈されました。
大賞に輝いたのが、ソニーのフルサイズミラーレス一眼「α9」。積層型の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、競合機種にはない高速オートフォーカスやブラックアウトフリーの高速連写を可能にしたことが評価されました。
レンズ賞は、オリンパスのマイクロフォーサーズ用交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」が受賞。高い解像力と大きなボケを両立したことが高く評価されました。
あなたが選ぶベストカメラ賞とカメラ記者クラブ賞をダブル受賞したのが、ニコンのフルサイズデジタル一眼レフカメラ「D850」です。有効4575万画素のフルサイズセンサーを搭載した高画素モデルで、ブレや騒音なしで撮影できるサイレント撮影モードを搭載した点などが評価されました。
カメラ記者クラブ賞を受賞したのが、パナソニックのマイクロフォーサーズミラーレス一眼「LUMIX G9 PRO」(DC-G9)です。写真撮影を極める高性能モデルとして、速写性能と小型軽量ボディーを両立した点などが評価されました。