ハーマンインターナショナルは4月13日、harman/kardonブランドのワイヤレススピーカー「OMNI 10+」「OMNI 20+」を発表した。いずれも、新たにChromecast built-inに対応し、Spotifyなどのミュージックサービスをスマホからワイヤレスで簡単に再生できるようにしたのが特徴。Spotify Connectにも対応しており、スマホやタブレットを使わずに、本体の再生ボタンを押すだけでSpotifyのプレイリストを再生できる。
OMNI 10+はツィーターとウーファーを1基ずつ搭載する小型モデルで、OMNI 20+は2基ずつのツィーターとウーファーを搭載する高出力モデル。カラーは、それぞれブラックとホワイトの2色を用意する。実売価格は、OMNI 10+が税別30,000円前後、OMNI 20+が税別40,000円前後。発売日は、いずれも4月20日。
音楽再生はWi-Fi経由で実行するため、CDを超える24bit/192kHzの高音質サウンドが楽しめる。音楽の再生中、スマホで通話やゲームをしても、音楽は途切れることなくスピーカーから再生されるのが便利だ。
複数のOMNI 10+やOMNI 20+を連携させ、異なる部屋で同じ楽曲を再生したり、別の楽曲をそれぞれのスピーカーで楽しむこともできる。また、同一のモデル2台をそれぞれ左チャンネルと右チャンネルのスピーカーとして使い、大型スピーカーに匹敵する迫力のあるサウンドを楽しむ機能も備える。Bluetooth接続にも対応しており、一般的なBluetoothスピーカーとしても使える。
OMNI 10+は最大出力が総合50W、サイズはW181×H159mm×D166mm、重さは約1.3kg。OMNI 20+は最大出力が総合60W、サイズはW260×H164mm×D164mm、重さは約2.3kg。インターフェースは、ともにWi-Fi、Bluetooth、Ethernet、Aux-in。