ヤフーとイオンディライト、ブイシンクの3社は2月5日、首都圏5店舗のイオンモールおよびイオンスタイル店舗内において、アプリと連携した自動販売機の実証実験を同日から3月5日まで実施することを発表した。

同実証実験ではヤフーとブイシンクが共同開発した機能を、イオンディライトが運営するデジタルサイネージ型自動販売機で使用。期間中、「Yahoo! JAPAN」アプリからキャンペーンサイトにアクセスしてQRコードを発行し、対象の自動販売機にかざすとドリンクが無償提供される。ヤフーの広告からのオンライン誘導および、自動販売機のサイネージやポスター掲示、チラシ配布によるオフライン誘導を図り、アプリを用いて自動販売機を体験利用してもらうことで、一連のオペレーションフローを検証する。

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同実証実験を通してヤフーはアプリを経由して自動販売機を利用するプロセスを検証し、同社の提供するさまざまなアプリからの誘導など、自動販売機を起点としたビジネス展開を検討していく。イオンディライトはユーザーの利用プロセスを分析することで、より魅力のある購入体験の提供を目指していく。また、ブイシンクはアプリ連携による自動販売機の機能向上を進めていくとしている。

  • アプリと連動した自動販売機

    自販機の外観

実施店舗は・イオンモール成田(対象台数5台)、イオンモール幕張新都心(対象台数3台)、イオンモール日の出(対象台数3台)、イオンモール多摩平の森(対象台数:3台)、イオンスタイル品川シーサイド(対象台数:1台)の5店舗。