タカラトミーアーツは10月26日、美味しい卵かけごはんを作るマシン「究極のTKG(卵かけごはん)」を発売しました。希望小売価格は3,500円(税別)です。
究極のTKGは、卵の白身部分をかくはんさせることで泡立て、白身の新食感を楽しめるというマシンです。筆者は普段、TKGを食べるときは白身を省き濃厚な黄身だけをご飯にかけるタイプです。しかし、白身を泡立てることで美味しいTKGが食べられると聞いたら、TKGが大好きな筆者としては黙っていられません。さっそく試してみました。
パッケージには大きな文字で「究極のTKG」と書かれていて期待が膨らみます。製品自体は非常にシンプル。
卵をマシン上部のエッグホルダーにセットします。蓋についているチョップボタンを叩き卵にヒビを入れた後、ホルダーボタンを押すと卵が割れて中身が落下。自動的に黄身と白身がわかれ、黄身は上部の黄身トレイへ、白身は下部の白身トレイにたまります。卵を割るまでは、電気を一切使いません。
不満な点を挙げるとすれば、卵をセットしチョップをしてもうまく割れないことがあり、強くチョップしすぎて卵をべチャっとつぶし、卵をいくつかダメにしてしまいました。説明書には「卵が割れた感じがしたらホルダーボタンを押し込む」と解説があるのですが、この「卵が割れた感じ」がなかなかつかめません。また、ホルダーボタンは想像以上に力強く押し込まないと卵が割れません。あらかじめ卵にヒビを入れてセットすることをおススメします。
マシンで手を加えるのは白身の部分です。この段階で、初めて電気を使います。究極のTKGは、単三形乾電池×2本で動作します。本体のホイップスイッチを押すと、白身トレイの真ん中にあるかくはんユニットが回転し、白身のかくはんが始まります。
かくはんを始めて1分後には、透明な白身が白っぽくなりました。この時点ではまだ液体状です。
2分後の様子。徐々に液体感がなくなり、ムースのようになってきました。試しになめてみると、非常にクリーミーです。
3分ほどかくはんすると、泡がきめ細かくなったのか、液体を混ぜる音がなくなり、モーターの回る音しか聞こえません。ボリュームもでて、食べごたえがありそうです。いざ実食へ。