家電製品は私たちの暮らしの中で、なくてはならない存在となっています。最近は目新しい家電が続々登場している一方で、白物家電の売れ行きも好調です。「今、欲しい家電は?」と聞かれれば、すぐにいくつか思いつくのではないでしょうか。
パナソニックは100年前、家の中に電気の供給口が電灯用のソケットひとつしかなかった時代に、電灯と電化製品を同時に使える2股ソケットを開発し、そこから次々と革新的な家電を世に送り出してきました。そこから現在にいたるまで、便利で使いやすい家電が数多く発売されていることは、周知のとおりです。
2018年3月に、パナソニックは創業100周年を迎えます。節目となる100周年を控え、この秋から「Creative! 毎日を、ちょっとクリエイティブに。」というメッセージとともに、100周年記念キャンペーンを実施しています。
その一環、「Creative!」体験イベント キャラバンでは、100周年を迎えるパナソニック家電の歩みとこれからをVR(バーチャル・リアリティ)コンテンツ「100年タイムツアー」で体験できます。また、スタイリストの石井佳苗さんによる、パナソニック最新家電とさまざまな暮らしの道具をキュレーションした展示コーナー、「Creative! LIFE WALL」も楽しめます。開催場所は、東京・新宿をはじめ、全国7都市です。さっそく、10月26日の新宿駅のイベント初日に行ってみました。
平日の日中でも大人気の人だかり! VR体験を楽しむ
新宿駅の新南口を降りると、目の前にイベント会場があります。10時のオープンと同時に行ったところ、平日にもかかわらず、すでに行列ができていました。
VR「100年タイムツアー」では、パナソニックの創業から現在にいたるまで、人々の暮らしに寄り添ってきた数々の家電たちの歴史をたどります。体験時間は約5分間で、一度に体験できる人数は4人。半球の椅子に一人ずつ座り、GearVRとヘッドフォンを装着し、360度動画コンテンツを体験します。
パナソニックの100年の歩みと、懐かしい家電から最新の家電まで、ラインナップをVRで見ることができました。ナビゲートはCMでもおなじみの西島秀俊さん。上から空を飛ぶように見る商品群は圧巻です。また、これからの暮らしに、「もっとゆとりを、おいしさを、健康を、心おどる体験」を提供する新しい家電と、その暮らしの提案を紹介していました。
家電と暮らしの道具とともにスタイリッシュに提案!
別室の「Creative! LIFE WALL」では、インテリアを中心とした衣食住のライフスタイル全般をスタイリング提案するインテリアスタイリスト・石井佳苗さんが、「あなたの毎日をちょっとクリエイティブにする家電」をテーマに、さまざまな暮らしの道具とともにスタイリッシュに提案していました。
家電量販店と違い、多彩な道具やインテリアと合わせることで、どのように家電が見えるのか、想像しやすくなっています。パナソニックの家電はスッキリしたデザインのものが多いので、どんなテイストのインテリアにもよく合うことがわかります。展示されている家電は、実際に触ってみることもできました。
パナソニック コミュニケーション部 WEB&宣伝課の森田全紀氏は、「パナソニックは来年の3月で100周年を迎えます。改めて家電の歴史を振り返るとともに、未来をVRで体験していただくイベントを開催しました。VRを採用したのは、パナソニックの商品は非常に多いため、立体的に見ていただきたかったからです。単に単品を紹介するのではなく、暮らしの中にある家電を体感してもらうのには、VRがぴったりでした。幅広い年代の方に体験していただければと思います」と語りました。
東京会場(JR新宿駅)の開催期間は、10月26日~29日、11月3日~5日、11日~12日、18日~19日で、時間は各日とも11:00~19:00。夕方からは、電球のオブジェがライトアップされるそうです。
場所はJR新宿駅の新南改札前「ペンギン広場」で、新宿高島屋のすぐ近く。無料ですので、待ち合わせやお買い物ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
2017年10月26日時点のイベント予定(東京会場以外)
■大阪
会場:JR大阪駅
日程:11月3日(金) - 11月5日(日)
■福岡
会場:天神ソラリア
日程:12月9日(土) - 12月10日(日)
その他の都市、会場、日時などは、決定しだいパナソニックのWebサイトで公開される予定。