日立製作所は9月27日、企業の基幹システム向けDevOps環境を提供する「DevOpsサービス」を販売開始した。

同サービスは、OSSを活用した並行開発やビルド・テストの自動実行、開発プロセスの統制などが可能なツール、アプリケーションの実行に必要なミドルウェアを組み合わせ、Hitachi Cloudのサービスとして提供するもの。

同サービスでは、専用のポータル画面から利用申請するだけで、アプリケーションごとの開発環境やビルド・テストの自動実行が可能な検証環境を容易に生成できるため、迅速に開発を始めることが可能。

また、テストの自動実行やテスト結果を受けた修正プログラムの反映、結合において、開発責任者の承認をプロセス化できるため、基幹システムに必要となる堅牢な開発管理を実現する。

さらに、Dockerコンテナの活用により、異なるクラウド環境においてもアプリケーションの開発・検証・運用までをシームレスに管理でき、開発から実運用までの移行を容易とすることでシステムの早期立上げを支援する。

「DevOpsサービス」の利用イメージ

以下、同サービスを構成する各種サービスとなる。

名称 価格(税別)
基本提供サービス 月額12万6000円から
開発管理環境提供サービス 月額8万5000円から
実行環境提供サービス 月額5万7000円から
各種導入サービス 20万円から
統合アプリケーション構築基盤提供サービス 個別見積
導入支援サービス 個別見積