エプソンは8月31日、高画質と低ランニングコストを特徴とする「Colorio V-edition」シリーズの新製品として、A3ノビ対応のインクジェットプリンタ「EP-50V」を発表した。11月の発売を予定し、価格はオープン。店頭予想価格は5万円前後。
インクカートリッジを横方向に配置したほか、内部構成の最適化により従来のA3ノビ対応モデル「EP-4004」から幅140㎜、高さ56㎜の大幅なサイズ削減を実現。設置場所の選択肢が広がった。
また、前面と背面の2way給紙や交換式メンテナンスボックス、ネットワーク設定で便利な2.4型カラーディスプレイなど、印刷頻度の高いユーザー向け機能を搭載し、使い勝手の向上を図った。
インクはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、レッド、グレーからなる6色染料インク「Epson ClearChrome K2インク」を採用。レッドインクで紅葉の写真を鮮やかに、グレーインクでモノクロ写真の色転びを防ぐなど「カラリオ最高画質」をうたう。 ランニングコストはL判約12.7円。印刷速度はL判で約34秒、A3ノビ写真で約2分23秒。
主な仕様は、印刷方式がMACH方式、解像度が5,760×1,440dpi。対応用紙サイズはA3ノビサイズまで。給紙容量はA4で最大200枚、はがきで最大65枚、A3ノビの写真用紙で最大20枚。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW476×D785×H411mm(使用時)、重量は約8.5kg。対応OSは、Windows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6.8以降。