オンキヨーグループは8月31日、Googleの音声アシスタント「Google Assistant」や「Chromecast」機能を搭載したスマートスピーカー「G3」(VC-GX30)を発表した。10月より欧米で発売する。

G3

G3は、Google Assistantを採用しており、音声による様々な操作が可能。質問への応答、天気予報や交通情報などの入手、レシピの読み上げ、リマインダーやカレンダーの設定、オンラインショッピングなどが行える。また、Google Assistantがスマートホームのアプリに対応しているため、空調や照明なども音声で制御できる。

Chromecastにも対応。「Google Play Music」「TuneIn」などのコンテンツを、オンキヨーやパイオニアブランドのChromecast搭載製品(ワイヤレススピーカー、サウンドバー、AVレシーバーなど) で再生できる。

音質にもこだわっており、「小型化の求められるAI時代に適した、新開発の高音質技術」を採用している。具体的には、きょう体の剛性を徹底的に追及することで、スピーカーユニットのパフォーマンスを低下させる定在波や振動などを抑制。さらに、従来のスピーカーユニットの1.5倍となる振幅量と高い駆動力を実現する新設計のカスタムウーファーを強固なフレームで固定し、豊かな中低音再生を可能にしている。これに高品位のバランスドーム型ツイーターを組み合わせ、低域から高域までバランスのとれたサウンドを再生するという。

このほか、高効率なスイッチングアンプや、重低音および中高音専用の独自信号処理技術を採用。小型ながら大型のスピーカーシステムに迫る高音質を実現するとしている。