三菱電機は、機能性とデザイン性を両立させた3ドア式冷蔵庫「MR-CX27C」を発表した。発売は10月20日。価格はオープンで、推定市場価格は140,000円前後(税別)。色はジェエリーホワイトとグロッシーブラウン。
MR-CX27Cは、三菱電機の女性社員チームが中心となって開発した、働く単身女性の家事サポートを意識した冷蔵庫。扉は下部と側面から手がかけられる「フリーアクセスデザイン」を採用している。保存頻度が高い食品に合わせて内部をレイアウトし、冷蔵室の棚は常備することが多い500ml缶、350ml缶を立てたまま収納できる高さを確保、作り置きした鍋も丸ごと収納できる。
氷点下(-3度から0度)でも食品を凍らせずに保存する「氷点下ストッカー」を業界で初めて、200Lクラスの冷蔵庫に搭載した(三菱電機調べ)。同室は、0度前後の「ワイドチルド」に切り替えることも可能で、肉や魚が多い場合は氷点下ストッカーに、チーズやハムなど加工食品が多い場合はワイドチルド室にと、用途に合わせて使い分けられる。また、200Lクラスでは同社初となる自動製氷機も備えた。
温度コントロールはインバーター制御で、放熱効率の良いパイプを採用し冷蔵庫内への熱侵入量を削減するなど、省エネ仕様となっている。容量は272Lで、内訳は冷蔵室が142L、野菜室が60L、冷凍室が70L。サイズはW540×H1,630×D656mm。