NTTコミュニケーションズは7月12日、AI技術の一種であるディープラーニングを活用して、録画映像から不審者などの特定人物を自動検出できるAI人物検索サービス「Takumi Eyes」を7月14日から提供開始すると発表した。商業施設での不審者捜索や自治体における地域防犯などで利用できる。

同サービスは、今ままで目視で行っていた監視カメラ映像の確認作業を自動化するもの。解像度640×480ピクセルで1秒1コマ、10人程度が映る映像の場合、人の目で1時間かかる人物の特定を15分以内まで短縮することができる。異常の見逃しを軽減するとともに、後ろ姿やモノクロ映像でも高い精度で人物を特定することができるという。

同サービスの画面イメージ

新規で監視カメラの導入を検討している場合は、AI人物検索とクラウド型監視カメラをセットにした「クラウド監視カメラパッケージ」を提供可能。また、すでに監視カメラを保有している場合は、既存の監視カメラを継続して利用しつつ、映像ファイルを同社へ送付することで特定の人物がいつどのカメラに映っていたかを時系列で追いかけることができる。なお、同サービスで活用されるAIはNTTのAI関連技術「corevo」を構成する技術の1つ。

今後同社は、APIを用いた既存の監視カメラとのシステム連携によるAI人物検索の利用や、ライブ映像からリアルタイムにAIが人物を追跡することができる機能などで映像解析を強化・拡充していくとしている。

同サービスの価格は、利用内容によって見積もりが必要で、試用も可能。オプションの監視カメラパッケージは機器料金(要問合せ)+機器設定費用1万5000円(20台まで)+月額費用4980円/カメラ1台となり、インターネット回線料金は含まれない。また、通常7日分までの録画映像保存期間を延長する場合には追加料金が発生する。