米Googleが「Google News」のデザインを刷新する。記事を見分けやすく、読みやすいカード形式のデザインを採用。メインニュースと地方版のニュース、そしてパーソナライズ化したニュースを明確に分け、またユーザーがファクトチェックを確認しやすいようにした。

ニュースサイトはページ全体が文字だらけになってしまいがちだが、カード形式のUIによって記事と関連する情報をグループ化し、さらに記事の見出しやパブリッシャ名などブラウズに必要な情報に表示を絞り込んだ。左側のコラムは「セクション」だけ。セクションの項目はユーザーが自由にカスタマイズできる。さらに上部で「ヘッドライン」「ローカル」「For You」のタブを切り替えるようにした。そうしたUIの見直しによって、これまでよりも全体的に文字が少ないすっきりとしたデザイン、めりはりが効いたUIでブラウズしやすくなったという。

これまでのデザイン(左)と新しいデザイン

各記事カードのトップには、ニュースの概要をつかめる記事が選ばれ、カードを開くと「Local Source」「Most Referenced」「Opinion」「Fact Check」といった様々なラベルが付いたニュースがリストされる。利用者が異なる見方からの報道や解説に触れられる。Full coverageに進むと、さらに深く、数多くの関連記事にアクセスできる。また各ニュースのFact Checkラベルとは別に、ヘッドライン・タブの右側のコラムにファクトチェック用のブロックを設け、ファクトチェックのトップ記事を表示する。

様々な見方、異なる意見の記事に触れられるように構成