ヤマダ電機は4月11日、オリジナル家電「HERB Relax」シリーズの新製品として、一台三役となる空気清浄機能付きDCリビング扇風機「YFD-RK810D」を発表した。既に同社店頭で、3月中旬から順次販売を開始しており、価格は同社通販サイトで34,800円(税別)となっている。

YFD-RK810Dの使用形態

扇風機

サーキュレーター

空気清浄機

YFD-RK810Dは、空気清浄機、扇風機、サーキュレーター機能を備え、首の扇部分に取り付ける前ガードやユニットによって使い分ける仕組みだ。羽根枚数は7枚で羽根径は30cm、5段階風量切り替えに対応。約7,000~10,000,000個のマイナスイオンを放出する「イオナイザー」を搭載している。

首振りは左右だけでなく、上下にも動く3D回転に対応。風向位置のロックやオートリターン、ランダム3D首振りも可能だ。ただし、空気清浄機として使用する場合は30分後に自動で3D回転を止めて正面を向く。

空気清浄機として利用する場合はユニットを取り付ける。適用床面積は~13畳(~22平方メートル)で、高性能HEPAフィルターやにおいセンサーを搭載。同梱の空気清浄フィルター「FS-K810D」は、4層一体型となっており、A層のプレフィルターが大きな粒子やタバコのヤニ等に効果があり、B層が抗花粉・ダニ・抗菌・防カビフィルター、C層が0.3μmの粒子を99.97%以上、0.1~2.5μmのPM2.5サイズの粒子を99%捕集する高性能HEPAフィルター、D層が脱臭フィルターだ。フィルターのお手入れは2週間に1回程度、掃除機で吸い取ればよく、使用期間の目安は約2年。なお、水洗いは不可となっている。

本体サイズは、リビング扇風機およびサーキュレーターとしての利用時がW355×D355×H815mm、空気清浄機としての利用時がW382×D355×H845mm。重量はリビング扇風機としての利用時が約6.0kg、サーキュレーターとしての利用時が約5.8kg、空気清浄機としての利用時が約7.5kgとなる。電源コード長は約1.7m。

リビング扇風機としては風速134m/分、風量43m3/分、サーキュレーターとしては風速148m/分、風量47m3/分。空気清浄機として利用する場合は、「急速風」で2.7m3/分、「強」で2.5m3/分、「中」で1.6m3/分、「弱」で1.0m3/分、「微風」で0.4m3/分となる。首振り角度は正面位置検知時で上下約95°、運転時で上下約90°、左右が約45°、75°、120°。

前ガード2枚と空気清掃フィルターセットのほか、リモコン、リモコンホルダー、リモコン用のリチウム電池などが付属する。