アプレッソは3月29日、同社が開発・販売するデータ連携ソフトウェア「DataSpider Servista」と、米Boxが提供するクラウド・コンテンツ・マネジメント「Box」のデータ連携が、正式対応したと発表した。

DataSpider Servistaは、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、相互接続できることが特長のデータ連携ソフトウェア。プログラミングの高い知識を必要としないGUI開発環境を提供し、データ連携の自動化と業務の効率化を支援する。

今回アプレッソは、DataSpider ServistaとBoxの接続検証を実施。DataSpider Servistaから、OAuth2.0認証の制御スクリプトを作成して接続を行い、DataSpider Servistaの開発ツール上でBoxに対する接続、および機能呼び出しの動作確認を行った。この結果、DataSpider ServistaからBoxに対して、「ファイルのアップロード」「ファイルのダウンロード」「フォルダの作成」「フォルダ間のファイルの移動」などのファイルシステム操作ができることを確認した。

両製品の組み合わせにより、Box内のファイル更新をきっかけとして、社内システムの情報が自動更新される連携処理や、他のクラウドサービスから必要な情報を抜き出してファイルを出力、データ加工を行った後、Box内でセキュアに共有する連携処理など、Boxの特性を活かした外部システムとの連携ソリューションの提供が可能になる。