マネーツリーは、同社提供の金融インフラサービス「MT LINK」について、クラビスが提供する自動記帳ソフト「STREAMED(ストリームド)」との機能連携を発表した。

MT LINKとSTREAMED(ストリームド)との連携イメージ

この連携により、MT LINKが提供する国内約2,600社以上の銀行口座(個人、法人)やクレジットカードなどの取引データを自動記帳ソフト「STREAMED」に自動的に取り込み、会計データとして変換することができる。

STREAMEDを使って出力した会計データを、主要な会計ソフトに直接取り込みできるので、現在使っている会計ソフトを変えずに経理業務の自動化が実現される。STREAMEDでは、領収書や請求書といった紙の証憑をスキャンするだけで、99.9%の正確性でデータ化でき、繰り返し作業をシステムに学習させることで会計データへの自動変換が可能となる。こういったことで、経理の記帳業務の負荷が大幅に削減されることが期待できる。

マネーツリーとクラビスとのパートナーシップ締結は、昨年暮れに明らかになっていたが、MT LINKの提携先としてクラビスは19社目にあたる。現在、MT LINKは会計ソフトウェア会社だけで10社と連携。今年は国内で培ったノウハウを元に海外へ進出する予定であることを表明している。