この連載では、ガジェット愛にあふれたライター・ジャイアン鈴木氏が足の向くまま気の向くままに、琴線に触れたガジェットをレビューしていきます。

イヤホン市場はいままさに「完全ワイヤレスイヤホン」型が主戦場。現在、下記のように多くの製品が発売されており、好みのタイプを選べるようになっています。

  • Apple「AirPods」実売価格17,000円前後
  • EARIN「EARIN M-1」実売価格18,000円前後
  • ERATO「Apollo 7」実売価格36,000円前後
  • ONKYO「W800BT」実売価格28,000円前後
  • SAMSUNG「Gear IconX」199ドル
  • SOL REPUBLIC「AMPS AIR」実売価格14,500円前後
  • SONY「Xperia Ear XEA10」実売価格19,000円前後

しかし、完全ワイヤレスイヤホンは立ち上がったばかりのジャンル。まだまだ価格が高めです。と言うわけで今回は、比較的安価なSOL REPUBLICの「AMPS AIR」のレビューをお届けいたします!

SOL REPUBLIC「AMPS AIR」実売価格14,500円前後。カラーは今回紹介するゴールドのほかに、ブラック、ブルー、ティール(青緑色)の3色が用意されています

充電用ケースで約15回フル充電

「AMPS AIR」は、カナル型のイヤーチップを採用した完全ワイヤレスイヤホンです。本体重量は左右合わせて約12g。連続再生時間は約3時間ですが、付属の充電用トラベルケースで約15回フル充電可能です。充電用トラベルケースには、充電用のマイクロUSB端子のほかに、給電用のUSB端子が用意されており、スマートフォンを充電できます。ただし、そのぶん約117gと重めです。

イヤーチップはS、M、L、LLの4種類を同梱。購入時に装着されているのはLです

筆者の手持ちのイヤーチップを装着してみましたが、audio-technica製は緩く、SONY製はややきつい感触でした。脱着にやや手間取りますが、SONY製のイヤーチップであれば試した限り流用できそうです(SONY製イヤーチップのすべてで使用できることを保証するものではありません)

イヤホン本体と充電用トラベルケースを合わせた実測重量は約132.1g。サイズは実測W93×D48×H34mmと大きめなので、ズボンのポケットなどに入れるとややかさばります

3つの接点でイヤホン本体を充電します

充電用トラベルケースの右側面のフタを開けると、USB端子と、マイクロUSB端子が現われます

バッテリ容量は2,200mAh(SOL REPUBLICのサイトから)。充電用トラベルケースをスマートフォンに接続すれば、約1回フル充電可能とのことです。緊急用に重宝しそうですね

充電用トラベルケースのバッテリ残量は前面のステータスランプで確認できます