ジェイアイエヌは、メガネ型デバイス「JINS MEME」について、瞬きや視線の移動でデバイスを操作するAndroidアプリ「JINS MEME BRIDGE」を、2017年2月上旬に公開予定だと発表した。

JINS MEME BRIDGEは、ALS患者の支援ソリューションプロジェクト「FOLLOW YOUR VISION」の一貫で、「眼の動きだけで身の回りのデバイスを自由にコントロールする」というコンセプトのもと開発された。JINS MEMEの眼電位技術でリアルタイムに取得した瞬きや視線移動の情報を入力コマンドとして変換し、APIを通じてパソコンや照明といったデバイスと連動させることで、眼の動きによるデバイスの操作が可能となる。

今後はオープンソース型の開発スキームを採用し、「JINS MEME BRIDGE Platform」としてアプリのソースコード公開を目指す。2017年2月には、JINS MEME BRIDGEを用いたハッカソンを、東京・大阪・福岡の三会場で開催。優秀作品は、2017年3月に米テキサス州・オースティンで開催される「SXSW」にて展示される。