旅のお供にiPad - 計画でも現地でも役に立つ、3つのポイントをご紹介!

そろそろ年末年始の予定が気になる今日この頃。旅行を計画中のみなさん、ご予定はお決まりでしょうか? 曜日の並びのせいであまり長く休めなさそうかも? ならばなおさら、ちゃんと計画を立てて充実の時間を過ごしたいですよね。こんな時こそiPadの出番なのでは。日頃からiPad Proを愛用する筆者が、旅に備えたiPadのお役立ち活用法をご紹介します。

ポイント1:準備に役立つ! 情報集めと整理のコツ

ちょっと短めの旅、1泊か2泊で手軽に行けるのはどこだろう。行きたかったところがあった気がするんだけど……。何かのアプリでお気に入りに入れた気がするけど思い出せない。とにかく情報が溢れるこのご時世、必要なものを見失わず、後で活用するにはどうしたら?

そこでポイントになるのが、デバイス・アプリを横断して情報を一カ所に集める方法です。例えば「Pinterest(ピンタレスト)」なら、検索や情報サイト等で見つけたWebページ、Twitterのつぶやき、自分で撮った写真など、いろいろなものをテーマ分けしてスクラップすることができます(これを「Pinする」と言います)。

気になった情報はSafariなどの「シェアボタン」から手軽にPin。シェアボタンがなくてもURLをコピーできればOKなので、InstagramやFacebookの書き込みも集めておけます。

PinterestはiPhone版やPCブラウザ版もあるので、デバイスもアプリも横断して情報を一ヶ所へ集約が可能。集めた情報を一覧しながら、分割表示にしてSafariでさらに詳しく検索したり、メモにポイント書き出すといった作業を並行してできるのもポイントです。

ポイント2:現地で役立つ! 大きな地図とiPhone連携

当たり前ですがiPadは画面が大きいです。9.7インチです。4.7インチのiPhoneと比べて数字は約2倍ですが、面積にすると約4倍。これ、地図を見る時はホントに助かります。土地勘のない場所へ行く際はなるべく広い範囲を把握したくなりますよね。

今回は旅情報の定番「トリップアドバイザー」を使って、Pinterestでピックアップした情報を元に地図を見ながら京都の行きたいところリストを作成。トリップアドバイザーはクチコミ情報や他のユーザーが作った旅行計画も参考になりますね。海外の方の京都3日間の旅なんて、うらやましすぎます。

都市ごとに地図とスポット情報をダウンロードできるので、移動中やネットワーク環境の悪い場所でも使えて安心。もちろん、iPhone版と情報を同期できるので、作戦会議ではiPadの広い画面で全体を把握しつつiPhoneを充電しておき、お出かけの際は身軽にiPhoneだけ、というのもアリですね。

ポイント3:安心できる! いつもの環境をそのままお供に

旅の荷物はギリギリまで軽くしたい派の筆者としては、最近はだいたいMacBook AirとKindleをやめてiPadひとつという選択になっています。パソコンに比べてファイルの扱いはやや不便がありますが、それ以外はほぼノートPC代わりになるところまできていると思います。急な仕事があってもiPadだけで何とかなる安心感があります。

PCより良いのはセルラー版なら通信環境の心配が不要ということ。Apple SIMのおかげで海外へ行った時も事前準備なしでモバイル通信を現地調達できました。9.7インチのiPad Proなら、最初からApple SIMが内蔵されているので買い足す必要がなく、より便利に利用できます。

電子書籍リーダーとしても最適なiPadですが、最近は書籍やコミックだけでなく、雑誌読み放題の「dマガジン」も使っています。月400円程度とお手軽で、移動中の読み物に困ることがありません。便利というだけでなく、編集のプロたちによる情報力・編集力を感じます。

あとは宿泊先で動画を見たり、SNSやメールをチェックしたり……あれ、なんか普段通り? でも、その普段通りをそのまま旅先へ持っていけるのがiPadのいいトコロです。いつもの環境が、旅の安心をサポートしてくれます。

情報機器なんて全部置いて非日常へ飛び込むバカンスに憧れたりもしますが、とりあえずこの短い年末年始はiPadを持って計画的な小旅行を楽しみたいと思います。