メインホール入口近くのマウスコンピューターブース

STEEL COMBATの対戦ができることをアピール。体験には整理券が必要だった

円形フィールドでの格ゲーでVR酔いに対応。プレイヤーはそっぽを向いてプレイ!?

STELL COMBATは円形のフィールドでロボットが格闘を行うといういわゆる「格闘ゲーム」だ。プレイヤーは中央から見るスタイルなので、椅子に座ってゲームをする場合首をめぐらす、あるいは体ごと向きを変えるため動き回る必要がないので、VR専用ルームがなくても楽しめそうだ。

デモ機として利用したのは15.6型ゲーミングノートPC「NEXTGEAR-NOTE i5530BA1」。コントローラーはXBOXのもの。対戦なので反対側にもうひとセットある

以下VR画面ではなくノートPCの画面を撮影したもの。上のスコア表示が湾曲していることで通常のスペースとは異なることがわかる

格闘スペースは通常の格ゲーよりも広めで、まず相手を探すために左右を見て探すことになる

見ているときはあまり気にならないが、ズームは自動的に行われている

開発はアクションゲームや2D格闘ゲームを数多く手がけるエイティングだけあって、完成度が高い

勝者側のロボットがアピール

ゲーム中の方々。傍から見ると、ノートPCからそっぽを向いて戦っているのが面白い

NEXTGEAR-NOTE i5530は、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1060 6GBを搭載し、NVIDIAの「GeForce GTX VR Ready」に対応。VRに必要な高いフレームレートを確保できる製品となっている。最小構成のNEXTGEAR-NOTE i5530BA1で149,800円(税別)となっている。実際にSTELL COMBATをプレイしてみても、フレーム落ちすることなく、スムーズに動作していた。"Pascal"世代でグラフィックスのパフォーマンスがさらに大きく向上したため、ミドルレンジの製品でもかなり遊べるという印象だ。

NEXTGEAR-NOTE i5530BA1。CPUはIntel Core i7-6700HQ、グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1060 6GB

VR対応PCも展示。奥はクリエイター向けPC「DAIV」のデスクトップタイプで価格は12万円からの構成

STEEL COMBATをデモに使用した理由を聞くと「これまでVR関連のイベントで行ってきたデモは、体験して面白いと思っても、非売品であるためユーザーが自分で遊ぶことができなかった。そこで実際に販売されており、かつ狭いブースでも対戦可能なものにした」とのこと。確かに従来のVR体験コーナーの場合、個人での体験がメインで、対戦できるというのはそれほど多くないので、2人で一緒に体験できるというのは新鮮だった。