米Googleは10月13日(現地時間)、ファクトチェック(事実確認)コンテンツを示す「Fact check」ラベルをGoogle Newsに表示すると発表した。米国と英国でスタートする。
ネットは情報が伝播するスピードが速く、デマや噂が事実として伝わることが少なくない。そこで、そうした情報の真偽を確認(ファクトチェック)する組織や媒体または個人の活動が広がり始めている。特に2016年の大統領選においてドナルド・トランプ候補の過激な発言が選挙戦の行方を左右するようになってから、New York Timesも「Fact Checks of the 2016 Election」というサイトを用意するなど、ファクトチェック・コンテンツが重視されるようになった。
Google Newsでは、ファクトチェッキング・コンテンツの条件を満たし、schema.orgのClaimReviewマークアップで指定されたコンテンツに「Fact check」タグを付け、それらをWebのGoogle NewsとGoogle News & Weatherアプリ(Android、iOS)でニューストピックのストーリーボックスにおいて「Fact check」ラベルで示す。