ドスパラは12日、同社が販売するVR向け自作PCセット「パーツの犬VR-002」のバージョンアップを発表した。OC版のRadeon RX 480カードの採用や、電源ユニットの容量をアップし、さらにパフォーマンスを高めた。価格は構成パーツによって変動するが、本稿執筆時点では税別95,174円。

「パーツの犬モデル」はドスパラが監修する自作PCセット。必要なパーツを一式そろえ、それぞれに対して組み合わせを検証したり、動作の確認を行っている。「パーツの犬VR-002」は税別9万円台の価格ながら、VRシステムの構築が可能な高いコストパフォーマンスを備えたモデルとなる。

新モデルは、グラフィックスカードと電源を強化する。従来モデルではリファレンススペックのAMD Radeon RX 480を搭載していたが、バージョンアップによって、オーバークロックモデルに変更。また、電源容量も500Wから600Wへと向上した。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6500(3.2GHz)、マザーボードがASRock H170 Pro4(Intel H170)、メモリがKingston KVR21N15S8K2/8(DDR4 PC4-17000 4GB×2)、ストレージがTOSHIBA DT01ACA100(1TB HDD)、グラフィックスがXFX RX-480P8DBA6(AMD Radeon RX 480 OC)、光学ドライブがASUS DRW-24D5MT、電源が玄人志向 KRPW-N600W/85+(600W 80PLUS BRONZE)、ケースがENERMAX ECA3360B-RT(U3)、OSがWindows 10 Home 64bit。

購入特典として、ドスパラでの買い物に利用できるポイントが3000ポイント、自作PC用工具5点セット、パーツ買取金額15%アップクーポン、犬ボイスCD、物損保証サービス券が付属する。