オリンパスは9月19日 (ドイツ時間)、ドイツ・ケルンで行われる「Photokina 2016」の開催前日カンファレンスにおいて、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1 Mark II」の開発が進行中であることを発表した。

OM-D E-M1 Mark II

OM-D E-M1 Mark IIは、2013年10月に発売された「OM-D E-M1」の後継にあたる機種。同社のミラーレス一眼カメラにおいては、フラッグシップを担うモデルとなる。従来からのストロングポイントである機動力の高さを保ちつつ、連写性能とAFスピードの向上を中心に、全面的な飛躍を図る。

連写性能については、AF追従で18コマ/秒を実現。AFに関しては、測距ポイントをオールクロス121点に拡大する。撮像素子は新開発の2,000万画素Live MOSセンサーに、映像処理エンジンもTruePIC VIIIに刷新する。お家芸の5軸手ブレ補正機構は対応レンズと組み合わせることでシャッター速度6.5段分の効果に。4K30Pの動画撮影も可能とする。発売は2016年内を予定している。

主な強化ポイント。連写とAFの向上をイチ押ししていた

天面など外観

前モデルからの進化を数字で表現

また、M.ZUIKO DIGITAL PROレンズリーズの新製品2本も同時発表。大口径の単焦点標準レンズ「M.ZUIKO DIGITAL PRO ED 25mm F1.2 PRO」と高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL PRO ED 12-100mm F4.0 IS PRO」がラインナップに加わる。

カンファレンスとOM-D E-M1 Mark IIの詳細に関しては、別途レポート記事を掲載している。

M.ZUIKO DIGITAL PRO ED 12-100mm F4.0 IS PRO

M.ZUIKO DIGITAL PRO ED 25mm F1.2 PRO