米GoProは9月19日(現地時間)、米カリフォルニアで開催されたローンチイベントにて、アクションカメラの新モデル「HERO5 Black」「HERO5 Session」を発表した。いずれも、音声コントロールや4K/30fpsでの動画撮影に対応する。日本では10月3日に発売。希望小売価格は、HERO5 Blackが47,500円、HERO5 Sessionが36,500円(いずれも税別)。

HERO5 Black

HERO5 Blackは、2インチのタッチパネルを装備し、操作性が向上したアクションカメラだ。音声コントロール機能を搭載し、カメラに言葉をかけることで操作が可能。たとえば、英語では「GoPro Take a photo.」と言うと、静止画を撮影できる。製品発表の時点では英語、日本語を含む7言語をサポートしているが、対応言語は今後も順次拡大していく。

ステレオ音声録音機能を搭載するほか、風切り音の低減機能も進化。電子式手ブレ補正機能を内蔵している。カメラの充電はUSBケーブルで行い、充電中は写真や動画をクラウドに自動でアップロードする。ハウジングなしでは10mの防水に対応。

カメラとしての機能は、4K/30fpsの動画や1,200万画素の静止画を撮影可能。新機能として、「リニアビュー」を追加し、広角でも歪みのない動画や静止画を撮影できる。このほか、RAWモードやWDR(ワイドダイナミックレンジ) Photoモードも利用できる。

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HERO5 Session

HERO5 Session

HERO5 Sessionは、2015年7月に発表された「HERO Session」の小型デザインを継承しつつ、パフォーマンスを向上させたモデルだ。音声コントロール、4K/30fpsの動画撮影、クラウドへの自動アップロード、10mまでの防水(ハウジングなし)、電子式手ブレ補正、リニアビューなど、多くの機能はHERO5 Blackと共通。ただし、静止画は1,000万画素での撮影になるほか、RAWモードやWDR Photoモードは搭載していない。

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