オージス総研と日立システムズは9月5日、両社のクラウド型認証サービスを組み合わせ、クラウド型指静脈認証シングルサインオンサービスを開発することで合意したと発表した。2017年1月から販売することを目指す。

両社は、オージス総研の「ThemiStruct(テミストラクト)」と日立システムズの「SHIELD PBI指静脈認証サービス」を連携させ、「Office 365」や「Kintone」などのクラウドサービスに加え、SAML、OpenID Connectに対応したさまざまなアプリケーションにおいて、パスワードを利用せずにクラウド型の指静脈認証だけで安全なシングルサインオン認証をすることが可能な中堅中小企業に向けサービスを開発する。

両社で開発するクラウド型指静脈認証シングルサインオンサービスの利用イメージ

本サービスの提供により、顧客先や自宅、出張先等、場所を問わず、社内オフィスと同様にクラウドサービスへのセキュアなアクセスが可能となるという。