ニコンイメージングジャパンは23日、ニコンDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラに対応した標準ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」を発表した。9月16日から発売し、価格は37,500円(税別)。
焦点距離18~55mm(35mm判換算:27~82.5mm)をカバーする標準ズームレンズ。撮影しないときはレンズを収納する沈胴機構を採用しており、軽量小型の本体は携行性に優れる。最短撮影距離がズーム全域で0.25mと短く、0.38倍の最大撮影倍率を持つため、料理や小物などの撮影にも使いやすい。
レンズ構成は9群12枚(非球面レンズ2枚)で、歪曲収差や球面収差などを効果的に抑制。AF駆動用には静粛性の高いステッピングモーターを採用している。また、最大4.0段分(CIPA規格準拠)の手ブレ補正効果が得られる「VR」システムも搭載。
そのほか主な仕様は、最大絞りが18mm時でf/3.5、55mm時でf/5.6、最小絞りが18mm時でf/22、55mm時でf/38、画角が76度~28度50分、絞り羽枚数が7枚。フィルタサイズは55mmで、本体サイズは最大径が約64.5mm、長さが62.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重量は約205g。