エレコムは9日、Windows Storage Server 2012 R2を搭載するキューブ型NAS「NSB-75S4DS」シリーズと「NSB-75S4DW」シリーズを発売した。価格は205,200円から(税込)。
NSB-75S4DSシリーズ
「NSB-75S4DS」シリーズは、Windows Storage Server 2012 R2 Standard Editionを搭載するキューブ型NAS。4TB / 8TB / 12TB / 16TB / 24TBの5モデルを用意。価格(税込)は4TBが289,440円、8TBが324,000円、12TBが367,200円、16TBが419,040円、24TBが548,640円。本体の冷却ファンは交換可能で、前面には防塵フィルタを備える。
最大ユーザー登録数および最大同時ログイン数が無制限、推奨同時アクセスクライアント数が50~100のモデル。HDD×4台を内蔵するの4ベイ仕様で、従来機種よりも高性能のCPUを搭載した処理速度が向上。多くのクライアント端末が同時接続しても、処理速度が低下しないように配慮した。監視カメラのNVR(Network Video Recorder9)としても利用でき、付属の「アロバビューレコーダー」を使えば、ネットワークカメラを準備するだけで監視カメラシステムを構築できる。
RAIDにも対応し、サポートするRAIDモードはRAID 0 / 1 / 5だ。出荷時はRAID 5に設定されている。ホットスワップ対応なので、システムを停止せずにドライブの交換も可能。
OSでサポートしきれない管理機能を「NASツール」として提供。例えば、起動しなくなった場合でも、「システムリカバリー機能」によりデータ領域をそのままシステム領域だけを復旧できる。保存データを暗号化する機能も搭載する。
主な仕様は、CPUがVIA nano CPU(2.0GHz)、メモリが4GB。インタフェースはGigabitEthernet対応有線LAN×2、USB 3.0×2、USB 2.0×2、D-sub×1、COM×1。本体サイズはW195×D264×H210mm、重量は4TBが6.5kg、8TBが7.5kg、12TB / 16TBが7.8kg、24TBが8.1kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Windows Server 2003 R2 / 2008 R2 / 2012 R2、Mac OS X 10.4、Linux。
NSB-75S4DWシリーズ
「NSB-75S4DW」シリーズは、Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup Edition搭載モデル。4TB / 8TB / 12TB / 16TB / 24TBの5モデルを用意。価格(税込)は4TBが205,200円、8TBが226,800円、12TBが270,000円、16TBが324,000円、24TBが432,000円。
最大ユーザー登録数、最大同時ログイン数、推奨同時アクセスクライアント数が50となっている以外は、「NSB-75S4DS」シリーズとほぼ共通。