玄人志向は15日、Raspberry Pi 3を使った自作IoT体験キット「KURO-IOTEXP/ZS1」と、拡張キット「KURO-IOTEXP/ZS1」を発表した。7月中旬から下旬に発売し、店頭予想価格は7,000円前後より(税別)。
KURO-IOTEXP/KIT3
「KURO-IOTEXP/KIT3」は、「Raspberry Pi 3」を使ってIoTを体験できるスターターキット。店頭予想価格は16,500円前後(税別)。スマートフォンを使って自宅に設置したPCの電源をリモートでオンにするといった操作が可能。ドライバー以外の工具を必要とせずに組み立てることができるが、システムの構築にはLinuxの知識が必要となる。マニュアルとして「玄人志向指南書 自作IoT編 2016年春~夏増刊号」が付属する。キットの内容は以下の通り。
マイコンボード関連
- Raspberry Pi 3 Model B×1
- Raspberry Pi用ケース×1
- USB ACアダプター×1
- USB電源ケーブル×1
- MicroSDメモリーカード 16GB×1
- ヒートシンク×2
デバイス関連
- 温湿度センサーモジュール×1
- 2chリレーモジュール×1
- アクティブ・ブザー×1
- AD/DAコンバーターモジュール×1
電子工作関連
- GPIOエクステンションボード×1
- GPIOケーブル×1
- 830穴ブレッドボード×1
- ジャンパーワイヤ1(オス~オス)×30
- ジャンパーワイヤ2(オス~オス)×40
- ジャンパーワイヤ(メス~メス)×40
- リモートPC電源ケーブル×1
- 1kオーム抵抗×4
- 2kオーム抵抗×4
- 10kオーム抵抗×4
- 黄色LED×4
- 赤色LED×4
- タクトスイッチ×4
KURO-IOTEXP/ZS1
「KURO-IOTEXP/ZS1」は、自作IoTベースキット「KURO-IOTEXP/KIT」と「KURO-IOTEXP/KIT3」のための拡張キット。店頭予想価格は7,000円前後(税別)。監視カメラを製作するための拡張パーツで、センサーをスイッチにしてカメラを駆動し、Wi-Fiでメール送信する機能を組み込める。こちらも利用にあたってはLinuxの知識が必要。
キット内容は、赤外線動体センサー×1、超音波距離センサー×1、カメラモジュール「Infrared FullHD Camera」×1、LED照明「Infrared Light」×1。そのほかにもマニュアルとして、謎のサングラス男直伝の「玄人指南書 自作IoT拡張キット編」が付属する。