ラトックシステムは15日、PM2.5とPM10の微粒子を計測し、スマートフォンなどで数値を確認できるBluetoothほこりセンサー「REX-BTPM25」を発表した。6月下旬から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格19,800円前後(税込)。

REX-BTPM25

大気中を浮遊している花粉やハウスダスト、たばこの煙などの飛散量を計測する、PM2.5対応ほこりセンサー。PM2.5とPM10を選別して計測するセンサーと、温度、湿度、照度、気圧を計測する各センサーを搭載する。スマートフォンやタブレットとはBluetoothで接続し、計測データを表示できる。

専用アプリ「RATOC PM2.5対応 ほこりセンサー」は無償で提供。計測方式は、空気の状態を1回のみ計測する「今すぐ計測」と、指定した時間の間隔で計測して記録する「自動計測」を選べる。計測値はグラフで表示され、1時間ごとの連続計測では約60日分のデータを本体に記録。CSVファイルとしてメール送信することも可能だ。PM2.5やPM10が設定レベルを超えた場合、本体のブザーを鳴らしたり、スマートフォンに通知したりする機能も備える。

REX-BTPM25とアプリ画面

スマートフォンやタブレットを使わない場合でも、本体のLEDでPM2.5またはPM10の飛散量を確認できる(6段階)。電源は内蔵バッテリー(2,600mAh)のほか、USB電源での駆動にも対応。通信方式はBluetooth 4.0で、本体サイズは約W50×D110×H95mm、重量は約225g。対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 8.4以降。