ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
ーム系ベンチマークテストの1本目は「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」。APIはDX11でプリセットの"最高画質"を使って、1,920×1,080ドット / 2,560×1,440ドットの画面解像度でテストした。
およそ5%だが、GTX 1070がGTX TITAN Xを上回り、ここでもGTX は頭ひとつ抜けた性能を発揮している。解像度が高いほど、パフォーマンスに差が生じる結果となった。
Rise of the Tomb Raider
続いてはRise of the Tomb Raiderだ。APIはDX12でプリセットの"最高"と"高"のそれぞれで、1,920×1,080ドット / 2,560×1,440ドットのテストを実施した。
フルHDでは、完全にGTX 1070 > GTX TITAN Xという図式となる。これが解像度が上がると、差が縮まって同じくらいのフレームレートになる。やはり高解像度では、メモリ帯域幅が効いてくるということだろう。とはいえ、1440pの最高設定で70fpsくらいのフレームレートは立派だ。
Ashes of the Singularity
最後はAshes of the Singularity。APIはDX12、プリセットを"Standard"から"CRAZY"変えつつ、それぞれで1,920×1,080ドット / 2,560×1,440ドットのテストを実施した。
CRAZYやExtremeといった負荷の大きいグラフィックス設定の場合は、フルHDでGTX 1070 > GTX TITAN X、WQHDはGTX 1070 ≒ GTX TITAN Xとなる。これがHighやStandardといった負荷が低い設定になると、解像度によらずGTX 1070 > GTX TITAN Xとなった。
Ashes of the Singularity - DX12とDX11の比較
さて、GTX 1080では、よりGPUのリソースを効率的に利用できるAsynchronous Computeへの対応もトピックとして挙げられていた。GTX 1070でもおそらく対応しているものと思われる。Ashes of the Singularityを使って、DirectX 12とDirectX 11でそれぞれテストを実行し、検証した。
負荷が高い設定、高解像度の場合は変化がないという傾向はGTX 1080と同様だが、GTX 1080では、ExtremeあたりでDX11→DX12の差が大きくなっているのに対し、GTX 1070ではHighあたり、それもフルHDくらいから差が付く。効果が見えるポイントが低めになっていることが分かる。