キヤノンは5月11日、EOSシリーズ用の外部ストロボ「スピードライト 600EX II-RT」を発表した。7月上旬の発売を予定しており、希望小売価格は税別72,000円。

スピードライト 600EX II-RT

スピードライト 600EX II-RTは、2012年3月に発売された「スピードライト 600EX-RT」の後を継ぐ、EOS用外部ストロボのフラッグシップモデル。連続発光回数をこれまでの約1.5倍に高めている。また、"600EX系" では初めて操作ダイヤルを搭載。各種ボタン類と併せて、スピーディーに設定を行えるように改善した。

ガイドナンバーは「60」(照射角200mm設定時、ISO100・m)、照射角は20~200mm、バウンス角度は上90°/下7°/左右180°、発光間隔は通常で0.1~5.5秒 / クイックで0.1~3.3秒 (アルカリ電池使用時)。これらの基本性能は600EX-RTと同等だ。サイズはW78.7×H143.2×122.7mm、重さは435g (電池含まず)。

バウンス光を広く拡散して柔らかくするアダプター「SBA-E3」が新たに付属。カラーフィルターも脱落しにくく、光が漏れにくい形状に変更している。

ダイヤルによって操作性が向上。最大5グループ・15台のワイヤレスマルチ発光に対応する

写真のカラーフィルターセット「SCF-E3」のほか、バウンスアダプター「SBA-E3」が標準付属する

純正オプションとして、コンパクトバッテリーパック「CP-E4N」も同時に発表。こちらの希望小売価格は税別27,000円