キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2016年度(第39回公募)応募受付を、4月20日から開始する。期間は6月15日まで。

2015年度「写真新世紀」の優秀賞受賞者6名

写真新世紀は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、キヤノンが1991年にスタートした文化支援プロジェクト。自由で独創的な写真表現を応援しており、国内外で活躍する写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として認知されている。2015年度から、デジタル作品(動画・静止画問わず)のオンライン応募が可能になった。

審査員は、アンナ・ダネマン氏(英フォトグラファーズギャラリーキュレーター)、さわ ひらき氏(美術家)、澤田知子氏(アーティスト)、清水穣氏(写真評論家)ほか3名(計7名)。各審査員は、7月に開催される「優秀賞選出審査会」において、全応募作品の中から優秀賞を1名ずつ(計7名)、佳作を2名ずつ(計14名)選出する。グランプリは、11月に東京都写真美術館で開催予定の受賞作品展「写真新世紀東京展2016」の期間中に、優秀賞受賞者7名の中から1名が選ばれる。

グランプリ受賞者には奨励金100万円、キヤノン製品(副賞)、次年度の受賞作品展における個展開催の権利などが授与される。応募方法の詳細は、写真新世紀Webサイトを参照いただきたい。